節約のお悩みを解決
片付けや掃除が節約＆貯蓄増につながる5つの理由
このページで分かること
- 家をきれいにしたら貯金ができるようになった
- 掃除する習慣ができたら仕事でうまくいくようになった
- 無駄なものを処分したら自然と節約できるようになった
こんな話を聞くと「それって本当？」と思いますよね。片付けや掃除と節約・貯金には直接的な関係がありませんから。
でもこれってあながち嘘ではないんです。
その理由は5つあります。
- 無駄づかいがなくなる
- 必要なもの・大切なものだけを買う習慣が身につく
- 部屋の居心地が良くなるので自宅で過ごす時間が増える
- 現状をより良くする姿勢が身につく
- 日常的なストレスが減る
ではこれから、片付けが節約や貯蓄につながる理由5つを解説していきます。
無駄づかいがなくなる
片付けをして部屋のどこに何がどれだけあるかを把握できるようになるとお金の無駄づかいがなくなります。
ものが常にごちゃごちゃしている部屋だと、使いたいときに使いたいものが出てこないということが頻繁に起こります。「どうしてもハサミが見つからない」とか「どこを探しても爪切りが出てこない」という具合です。
こういうとき次にするのは、見つからないものを買ってくることです。
部屋のどこかに必ずあるのに必要なときに見つからない。だから買う。
片付けがされていない場合、こうした無駄づかいが多くなります。
片付けをしてどこに何があるか一目で分かるようになれば、ハサミも爪切りも必要なときにすぐに取り出せます。新しく買う必要がありませんので、お金の無駄づかいがその分なくなります。
必要なもの・大切なものだけを買う習慣が身につく
片付けをするとき、私たちは単にものを捨てたり収納したりしているわけではありません。自分にとって何が必要なのか、何が大切なのかを判断しているのです。必要だったり大切だったりすればそれはきちんと収納されます。逆に不要なものは処分されます。
この繰り返しによって何が必要で大切なものかが段々分かってきます。すると買い物をするときにもそのセンサーを存分に発揮できるようになります。
すると衝動買いがなくなるのです。
買い物がレジャーやストレス発散になっている場合、衝動買いをしないのがどのような感覚なのか分かりづらいかもしれません。もしかするととても不自由でつまらないことのように感じることもあるでしょう。
しかし実際には衝動買いを頻繁にするよりも満足度が高まります。必要なものと大切なものを厳選しているので、買い物の量は少なくても充分に満たされるのです。
衝動買いが減れば余分な出費がなくなりますので、その分節約と貯蓄につながります。
部屋の居心地が良くなるので自宅で過ごす時間が増える
きちんと片付いて掃除も行き届いている部屋は居心地が良いものです。物がすっきりと片付いていて汚れが無い部屋は、ずっといてもストレスがありません。だから部屋で過ごすのが楽しくなります。部屋で過ごすのが楽しくなると、休日に自宅で過ごすのが何よりのレジャーになります。
逆に部屋が物で溢れていて掃除も行き届いていない状態だと、部屋で過ごすのがストレスになります。ですから早く出かけたいと思うようになります。そして、とりあえずショッピングセンターに出かけて買い物をしたり食事をしたりするのです。
自宅で過ごすのと外出するのでは、自宅で過ごす方が断然安上がりです。外出すれば食事するのにもお金がかかりますし、何かと欲しくなってしまいます。自宅で過ごせば衝動買いすることはありませんし、いつもより良い食材を買ってきたとしても外食よりは安くすみます。
快適な自宅で楽しむことができれば、その分余計な出費を抑えられるのです。
現状をより良くする姿勢が身につく
片付けや掃除をするというのは現状を変えることです。私たちは安定が大好きですので、どんな状況にいたとしてもその状態で安定させようとします。たとえ悪い状態であったとしてもです。
汚い部屋に住んでいたとしても、それが生死に関わるほど重大な問題になることはないでしょう。だから安定大好きな私たちはつい片付けをサボります。そして常にちょっとしたストレスを感じる現状を維持し続けます。
そしてこの姿勢は部屋の片付けだけに留まりません。仕事や家計管理など一見関係が無さそうなところへも影響しているのです。
ですから、片付けや掃除を積極的にして目の前の状況を日常的に改善する習慣がつくと、それが仕事や家計管理の面にも反映されます。常に良くしていく姿勢が身につくので、仕事でどんどん飛躍していったり、やりくり上手になったりするのです。
日常的なストレスが減る
- 物がごちゃついている
- ホコリや髪の毛で床が汚い
- 家具や窓・鏡などが汚れっぱなしになっている
部屋の中にいて見えるところが汚いのはストレスになります。出しっ放しの物や汚れたままの場所を見るたびに「やらなくちゃな」と思わされるからです。でも実際に手を動かすのは面倒なのでそのままにしていると、更に「やらなくちゃな」という気持ちが大きくなっていきます。片付けないことで感じるストレスはどんどん大きくなっていくのです。
また、物がごちゃついていると探し物をする頻度が高まります。欲しいときに欲しいものがサッとでてこないのはストレスになります。
面倒でも思い切って片付けや掃除に取りかかると、一気に気分が晴れやかになります。片付け始めは面倒な気分かもしれませんが、徐々にきれいになっていく部屋を見ていると片付けが気持ちよく感じるからです。
片付いた部屋では片付けや掃除を「やらなくちゃな」と思わされるストレスや、探し物をするストレスから解放されます。日常的なストレスが軽減するので、自宅でゆったり落ち着いた気持ちで過ごせるようになるのです。
長い時間を過ごす部屋が落ち着いていれば、余計なストレスを溜めることがありません。すると何事にも落ち着いて対処できるようになりますので、仕事でもプライベートでも生産性が高まります。余計なイライラを買い物で発散するようなこともぐっと減るはずです。
片付けは行動に変化を起こす起爆剤
片付けをすると節約や貯蓄がうまくなるのには5つの理由があることが分かりました。
片付けや掃除が節約や貯蓄と直接つながっているわけではありません。しかし片付けや掃除の中には自然と無駄を省く行動が含まれているので、結果的に節約になり貯蓄につながるのです。
また、同時に現状に変化を起こす訓練にもなっています。私たちはよほどひどい状態にでもならなければ、ただ現状維持をするだけで満足してしまいがちです。そんな状態を変化させるための起爆剤になるのが片付けや掃除といえます。
節約や貯蓄が苦手だな･･･。そう感じているなら、まずは片付けと掃除で行動を変える訓練をしてみましょう。朝起きたら窓を開けて換気する習慣を身につけるだけでも変化が起こり始めますよ。
