節約のお悩みを解決

節約したい!無理なく、簡単にできる5つの節約アイデア

節約

“節約”というと、どうしても「キリキリと家計を切り詰める」「やりたいことを我慢する」というイメージが付きまといます。でも、そうやって無理をして節約をしても、ストレスがたまって喧嘩になったり、生活するのが楽しくなくなってしまっては元も子もありません。

そこで、家族皆が無理をしたり我慢することなく、簡単に節約できるアイデアをご紹介しましょう!

【アイデア1】電気料金のプランを見直す

電気料金

電気料金を見直すと、年間1万8千円以上の節約に!

「電力が自由化になったのは知っているけれど、会社によってプランがいろいろあって、どれを選んだらいいかわからない」という人も多いようです。

電気料金は携帯電話ほど複雑ではありませんが、1段料金・2段料金といった仕分けがあったり、何か別のサービスとパックになっていたりするなど、自分で計算して比較をするのは意外と面倒です。

そこで、各家庭の状況に合ったお得な電気料金プランを調べられる「電気料金プラン比較シミュレーター」を使うと、簡単に候補のプランを見つけることができます。

まずは家族の人数などもろもろの情報を入力し、シミュレーション結果を見てみましょう。おすすめ順にいくつかのプランが出てきて、年間いくらぐらいの節約になるかという数字も出てきます。これを参考にして、ご家庭の状況にピッタリ合った電気料金プランを探しましょう。

気を付けたいのは、単純に電気代が安くなるだけのプランもあれば、さまざまな割引やポイントサービスなどの付加価値が付いてお得になるプランもあることです。また、太陽光発電を利用するかしないかでお得度が変わる場合もあるので、個々の電力会社に問い合わせて詳しく調べるのがベストの方法でしょう。

また、現在の電力会社を解約したときに、違約金が発生する可能性もあります。その点は必ず事前に調査し、解約後に再契約する可能性が少しでもあれば、その際の費用なども視野に入れておきましょう。小規模の電力会社と契約する場合は、「クレジットカードが使えない」「コンビニ支払いができない」などの可能性もあります。

契約アンペアも見直しを

現在ご契約のアンペア数は、いくつになっているでしょうか?もしも通常使っている電力量以上のアンペアを契約していたら、アンペア数を下げることで電気代の節約ができます。

たとえば東京電力の「従量電灯B」という契約をしている場合、各アンペアごとの基本料金は下図のようになります(2016年10月現在)。たとえば50アンペアの契約をしているお宅が40アンペアに切り替えた場合は、毎月280.8円・年間3369.6円の節約になります。ちょっとバカにならない金額ですね!

10アンペア 280円80銭
15アンペア 421円20銭
20アンペア 561円60銭
30アンペア 842円40銭
40アンペア 1,123円20銭
50アンペア 1,404円00銭
60アンペア 1,684円80銭

【アイデア2】支払いは極力クレジットで行う

クレジットカード

基本的に支払いはキャッシュレスがお得

クレジットカードで支払うとポイントがたまるというのは、知っている人も多いでしょう。特に電気・ガス・水道料金などをクレジット払にしている人は、かなり増えてきました。毎月数千円から数万円の支払いが発生するので、年間にするとかなりのポイント数になります。

でも、クレジットカードが使える場所は、まだまだたくさんあります。特にスーパーマーケットやレストランなどは、「わかっていても、つい現金で支払ってしまう」という人も少なくありません。カード犯罪を考えるとその方が安全ではありますが、今後ますますキャッシュレスが進むことを考えると、「基本的に支払いはカードで行う」という方法がこれからは主流になっていくでしょう。

ポイントをためて商品をゲットする人もいますが、Amazonギフト券やnanacoカードなどに替えると、実質お金が返金されたのと同じ状態になります。節約を考えるなら、カードのポイントをいかに増やすかは、常に考えておくべきでしょう。

【アイデア3】古い電化製品を買い替える

洗濯乾燥機

電化製品を交換すると、電気代の違いにビックリ!

「え、こんなに電気代が違うの?」とビックリするのが、電化製品です。よく「物持ちがよくて、洗濯機も冷蔵庫も15年以上壊れていない」と言う人がいますが、これは節約という観点から本当にお得かどうか、微妙なところです。なぜなら、15年前の電化製品と今の電化製品では、使用電力量に格段の差があるのです。

たとえば衣類乾燥機。10年以上前は洗濯は洗濯機、乾燥は乾燥機というのが普通だったのですが、今はドラム式の洗濯乾燥機が主流になってきました。この洗濯乾燥機で洗濯から乾燥までやるのと、10年以上前の洗濯機&乾燥機ペアでやるのとでは、毎月の電気代に大きな開きが生まれます。さらに、洗濯乾燥機なら住まいの空間の節約、手間の節約にもつながります。

洗濯機のほかにエアコンや冷蔵庫なども、ビックリするほど使用電力量が違います。10年未満の電化製品を処分するのはさすがにもったいないのですが、意外と長生きしている電化製品があった場合は、思い切って新しいものに買い替えるのもひとつの方法です。

【アイデア4】お風呂の残り湯を使う

お風呂の残り湯を使い切るだけで、年間1万円以上の節約に

意外とバカにできないのが、お風呂の残り湯の活用です。お風呂に使う水は、家庭で使う水の4分の1以上を占めていて、浴槽の容積を200リットルとすると年間使用量は7万3千リットル!これを洗濯やガーデニングなどで使い切ることができれば、その分水道使用量が減るので、年間1万円以上の節約になります。

【アイデア5】生命保険を見直す

要らない保険、ダブっている保険があれば即検討を

生命保険や損害保険、医療保険なども、毎月引き落とされるだけに大きな節約効果が期待できます。はっきり言って、日本人の場合は保険料を払い過ぎている人が多く、2011年に日本人が払った保険料はGDPの8.8%と先進国中トップ!

そもそも日本は高額医療費制度で医療費の上限が設けられているため、病気や怪我で入院したときに支払う金額は他国よりも少ないのですが、石橋をたたいて渡る国民性から多額の保険料を支払ってしまっているのです。

保険の相談窓口に行って話を聞くなど、いま一度自分自身の保険内容を見直し、要らない保険やダブっている保険があれば即解約や変更の手続きをしましょう。

まとめ

こうして生活のいろいろな場面で節約を心がけていくと、「塵も積もれば山となる」の言葉通り、年間10万円以上の節約も夢ではありません!どれも無理せず簡単に実行できることばかりなので、ぜひやれるところから始めてみましょう。