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水道代の節約はエコにつながる!使用水量を無理なく減らせる【3つの方法】

水道
「水道代を節約したいけれど、あんまりギスギスした生活はしたくない」と思っているあなたへ、無理せず簡単に使用水量を減らせる方法をご紹介しましょう!

ちょっとした工夫をするだけで、年間数千円から数万円の節約ができる可能性があるのが、水道光熱費です。食費を節約するとどうしても生活がプアになってしまいますが、水道代の節約はエコにもつながるので、ぜひトライしてみてください。

【水道代の節約法その1】お風呂の残り湯を使う

バスポンプを使って、お風呂の残り湯を汲み出す

入浴
日々の生活の中で、お風呂の残り湯を洗濯に使うと、大きな節約効果が期待できます!バスポンプを使ってお風呂の残り湯を汲み出し、洗濯水として使いましょう。洗濯機にバスポンプが付いていない場合は、市販のバスポンプを2,000円~3,000円程度で購入できます。

東京水道局のホームページによると、家庭で一人が1日に使う水の量は、平均220リットル程度(2014年度)だそうです。ごく平均的なお風呂の浴槽は、満タンにして200リットル程度入るので、7分目くらいまで入れたとしても160リットル程は入るでしょう。そうなると、いかに風呂水の活用が節約につながるかが、想像できるかと思います。

お風呂の残り湯を使って、雑菌は大丈夫?

ここで気になるのが、お風呂を使った後のお湯に残る雑菌です。残り湯の雑菌に関しては、衛生微生物研究センターが行った調査(参照:「風呂の残り湯は使っても良い?」https://kabi.co.jp/kabi.php?k=k15)があるのでご紹介します。

入浴直後にそのまま一晩放置した風呂水の細菌数を3家庭で調べてみたところ、湯を張った直後の菌数は1ミリリットルあたり数十個程度だったのが、入浴後は数百個から数千個になったそうです。さらに一晩放置すると、数十万個から百数十万個と、入浴直後の約1,000倍に増えたとのこと。

このことから同センターでは、「風呂水はできるだけその日のうちに利用し、ため置かないこと」と指摘しています。風呂水の細菌の多くは、もともと人間と共生関係にあったため、通常はそれらで病気になる心配はないとか。さすがに「すすぎ」まで残り湯で行うのは心配ですが、「洗濯」のみに残り湯を使うのであれば、特に抵抗力の低い人でない限りあまり心配はないでしょう。

温泉の素や入浴剤を入れた残り湯は使える?

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温泉の素や入浴剤をお風呂に入れているご家庭も、多いかもしれません。その場合は、残り湯を洗濯に使えるのでしょうか?これに関しては、製品によって実にまちまちのようです。

たとえば昔から親しまれている入浴剤「バスクリン」は、ホームページ上で次のような表記をしています。(参照:洗濯、「残り湯について」https://www.bathclin.co.jp/support/sentaku/

「バスクリン」の入浴剤は、基本的に残り湯を洗濯に利用できるよう配慮しております。(中略)また、洗濯洗剤の働きを妨げる成分は入っておりません。
但し、残り湯を使って洗濯をするときは、製品裏面に記載している使用上の注意をお守りください。
【残り湯を使った洗濯方法】
残り湯で洗濯洗剤を用いて洗った後、清水でよく洗濯物をすすぎ、柔軟仕上げ剤を使用します。
【使用上の注意ポイント】
1. 残り湯と柔軟仕上げ剤を一緒に使わない
柔軟仕上げ剤を入れるときに残り湯を使いますと、まれに、入浴剤の色素が洗濯物に染着する場合があります。一度染着すると、漂白剤を使って洗っても落ちにくい場合がありますのでご注意ください。
また、前回の洗濯の際の柔軟仕上げ剤が洗濯物に過剰に残っていた場合、その部分に染着することがあります。柔軟仕上げ剤は決められた分量をご使用ください。
2. 残り湯でおろしたての衣類を洗濯しない
おろしたての衣類は、あらかじめ柔軟仕上げがされていることがありますので、1.と同じことが起こる場合があります。残り湯は使わず、清水でお洗濯してください。
3. 残り湯でつけおきはしない
つけおきすることで、入浴剤の色素が洗濯物に接触する時間が長くなり、洗濯物に染着する可能性が高くなります。
4. すすぎは清水を使う
洗濯の最終段階で残り湯を使うと、入浴剤の色素がそのまま洗濯物に残ってしまう可能性があります。また、残り湯には雑菌が多いため、洗濯物が臭くなる原因になりますので、すすぎは清水をご使用ください。

このように、バスクリンの場合は「残り湯を洗濯に利用できるように配慮している」としながらも、使用にあたってはさまざまな注意事項を設けています。他の入浴剤も同様で、残り湯を洗濯に使う場合は、製品のパッケージに付いている注意書きやホームページなどで確認した方が良いでしょう。ただし、温泉の成分がそのまま入っている製品は、残り湯に使えないケースが多いようです。

残り湯は「ガーデニングの水やり」や「車の洗車」にも使える

洗車
お風呂の残り湯を洗濯に使ったとしても、せいぜい1回に使うのは50リットル程度。まだまだ残り湯は使い切れません。そこで、ガーデニングや家庭菜園をやっているご家庭なら毎日の水やりに、車を使うご家庭なら洗車に使うという方法もあります。ガーデニングや洗車なら、雑菌も気にせずに使えますね。

【水道代の節約法その2】「節水シャワーヘッド」を使う

シャワーを3分間流しっぱなしにすると、36リットルも水を使う!?

シャワーヘッド
「節水シャワーヘッド」というのがあるのをご存知でしょうか?これは、シャワーの穴の数を少なくして、約40%ほど節水できるという節約グッズです。実はシャワーに使う水道使用量も意外とバカにならず、3分間流しっぱなしにすると、約36リットルの水を使うことになるようです。(参照:東京都水道局 用途別使用量の目安 https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/faq/qa-14.html#1)

その使用量が約半分になると考えると、かなり大きいですね!気になるのは「量が少なくなると、汚れが落ちにくくなるのでは?」ということですが、シャワーの穴が少なくなっても水圧は変わらないので、そこまで使用感には差が出ないとのこと。シャワーヘッドの金額もそこまで高くなく、手頃なものなら2,000円以下で購入できます。

【水道代の節約法その3】食器洗い乾燥機を使う

食洗器を使うと、手洗いの9分の1の節水になる!?

食洗器
「え!食洗器の方が手で洗うよりも節水になるの?」と不思議に思う人もいるかもしれませんね。実際、食洗器は「ザザーッ」と勢いよくお湯を出して洗っているので、沢山水を使っているような印象を受けてしまいます。

ところが、この食洗器の節水効果が、意外にも半端ではないのです!パナソニックのホームページによると、40点(約家族5人分)の食器を手洗いすると、使用水量は約75.0リットル(ランニングコスト約55.6円)。それに対してエコナビの食洗器を使うと、なんと使用水量約6.5リットル(ランニングコスト約19.2円)、手洗いの9分の1の節水になるそうです。(参照:パナソニック「とっても節水・節約」http://sumai.panasonic.jp/dishwasher/merit/watersave.html)

食器洗いは毎日の作業なので、一年間食洗器を使い続けると、かなりの節水効果が期待できますね!食洗器はけっして安い電化製品ではありませんが、時間と水の両方の節約ができると考えると、考えてみる価値は高いかもしれません。

まとめ

今回は家庭でできる節水方法の中でも、比較的簡単に節水できて影響力の大きい「お風呂」と「食器洗い」を中心にお話ししました。

家庭での水の使われ方は、お風呂40%・トイレ22%・炊事17%・洗濯15%・洗面その他が6%だそうです(2014年度一般家庭水使用目的別実態調査より)。トイレに関しては、節水モードのトイレにチェンジするのがベストですが、これはちょっと大変な作業になってしまいます。できるところから無理なく節水をして、“楽しい節約”を継続したいですね!