AGA・薄毛のお悩みを解決

AGAの治療期間は一生?効果が出るまでの目安や費用も紹介

AGAの治療期間は一生?効果が出るまでの目安や費用も紹介

AGA治療で効果が現れる期間は6ヶ月が目安

AGA治療で効果が出るまでの目安は6ヶ月です

薄毛の治療で気になるのはその治療期間ではありませんか?薄毛は見た目に関わる問題ですから一刻も早く解決したいものですね。こちらではAGAの治療で効果が出るまでの期間や完治の可能性、治療費について紹介します。

まず、AGAの治療効果が出るまでの期間は6ヶ月が目安です。早い人であれば3ヶ月くらいで発毛することもあるし遅い人は1年かかることもあるようです。ただし治療効果で必ずしも発毛すると限らない点はご注意ください。

AGA治療ではこのようなことを行います。

AGAの診断

AGA(男性型脱毛症)とは男性ホルモンであるジヒドロテストステロンが発毛の邪魔をするもので、ジヒドロテストステロンの影響を受け続けた毛根は髪を成長させられなくなります。その結果髪の毛はどんどん細くなり産毛状にまで衰えます。

最終的には発毛を完全にストップさせてしまいます。

AGAはジヒドロテストステロンが増えやすい人、ジヒドロテストステロンの影響を受けやすい人が高い発症リスクを持ちます。したがってAGAを診断するために遺伝子検査を行います。

もし、AGAでなかった場合は食生活の改善など生活指導やリアップ での発毛を試みます。

AGAには特徴的な進行パターンがある

AGAは特徴的な脱毛の仕方をするので、目視で警戒することが可能です。大きく分けて額の端から抜けていくM字型、前髪が抜けていくU字型、頭頂部から抜けていくO字型があります。

どれも一度はみたことがある髪型だと思います。我が国は1000万人がAGAと言われるほどですから、むしろありふれた症状なのです。

5αリダクターゼ阻害薬でAGAを止める

ジヒドロテストステロンは主要な男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼの反応で作られます。5αリダクターゼを減らすことはできませんが、プロペシアやザガーロといった5αリダクターゼ阻害薬を使うことで一時的に働きを抑えられます。

つまり、これらの薬はジヒドロテストステロンを減らすために使います。

5αリダクターゼ阻害薬だけで発毛するの?

5αリダクターゼ阻害薬を飲む効果は、発毛の邪魔をするジヒドロテストステロンを増やさないことにあります。そのため積極的に発毛させる効果はありません。しかしプロペシアやザガーロの体験談やブログを見るとそれだけで発毛している人がいます。

これは邪魔が取り除かれたおかげで本来の発毛ができるようになったことが理由と考えられます。AGAの多くは発毛が邪魔されても産毛が生え続けています。つまり毛根が活動しているのです。だから5αリダクターゼ阻害薬だけでも発毛する場合があります。

しかし、発毛力が弱い場合や毛根が休眠している場合は5αリダクターゼ阻害薬だけでの発毛が困難になります。

ミノキシジルで発毛を促す

ミノキシジルは血行を良くするための成分ですが、発毛に関わる成長因子を活性化させる効果や毛母細胞の休止を防ぐ効果が確認されています。そのためAGA治療薬として有力ですし、特に5αリダクターゼ阻害薬との併用がおすすめです。

ミノキシジルは外用薬に含まれていてわが国ではリアップやメディカルミノキが有名です。リアップは育毛剤でなく”発毛剤”なのです。

ミノキシジルは様々な脱毛に役立ちます

ミノキシジルは髪の毛の成長を促す薬です。AGAでないと診断された場合も発毛のために役立つでしょう。食生活の乱れやストレス、加齢など薄毛に関わる要因は多いです。

AGA治療で効果が出ない時はどんな選択肢があるか

AGA治療の期間は6ヶ月、大目に見ても1年以上の継続は厳しいでしょう。5αリダクターゼ阻害薬だけで脱毛を止められない場合や、ミノキシジル外用薬を使っても発毛が見られない場合はこのような選択肢があります。

育毛メソセラピー

育毛メソセラピーとは頭皮に薬剤を注入して発毛を促す方法です。薬剤の中には毛母細胞を活性化させる成長因子や患者由来の幹細胞などが含まれていて、毛根が休眠している場合に効果的です。

先進医療の分野であるため十分な医学的根拠が揃っていないものの一般的なAGA治療で回復しなかった人にとって有益な手段と言えます。

育毛メソセラピーで効果が出るまでの期間も6ヶ月が目安です。

植毛

とにかく確実で早い薄毛改善を望むなら植毛です。髪の毛を植え付けるわけですから薄毛改善は間違いなく100%保証されます。しかし、髪の毛が抜けるリスクは依然として残りますから継続した薬の服用やメンテナンスが必要です。

効果や安全性を考えるなら自毛植毛

植毛には自毛植毛と人工植毛の2種類があります。自毛植毛は自分の髪の毛を移植し、人口植毛はポリエステルやナイロンで作られた人工毛を植えつけます。

人工毛は費用を抑えられる反面、自然に見えないことや拒否反応のリスクがあること、衛生面に問題があることがデメリットです。そのため人工毛は絶えず技術改善 が行われています。

それでも、今のところは自毛植毛を選んだ方が良いと思われます。

AGAが完治するまでの期間はいつまで?

AGAは遺伝だから、ずっと完治しない

AGA治療の効果が6ヶ月で出たとしても、治療期間が6ヶ月というわけではありません。

あくまで5αリダクターゼ阻害薬は一時的に5αリダクターゼの働きを邪魔するだけですから、服薬をやめてしまえば今まで通りジヒドロテストステロンが作り出されてしまいます。

ミノキシジルだって薄毛の原因を改善するものではありません。使わなくなればまた元どおりになってしまうでしょう。したがってAGA治療は一生続くこともあります。

AGAは病気というより体質

AGAは炎症が起きたりウイルスに冒されたりというものではありません。ジヒドロテストステロンが発生しやすい人がその影響を受けているだけなのです。しかも薄毛は生命の危機に関わる病気と異なります。

AGAリスクの高い人は5αリダクターゼの量が多く、アンドロゲン受容体の感受性が高いことが知られています。これらの要素を変えるには遺伝子を操作するしかないでしょう。

AGAは完治しない脱毛症として向き合うことが大切です。

AGA治療を中断するときは医師と相談を

献血などを理由にAGA治療を中断したからといってすぐに治療前と同じ状況に戻ると限りません。ただ、「これだけ治療を続けたのだから」と気を抜けばいずれ脱毛が進行し始めます。

繰り返しますが、AGA治療とはジヒドロテストステロンの影響を一時的に止めているだけです。ジヒドロテストステロンが出づらい体になったわけでもジヒドロテストステロンに耐性がついたわけでもありません。

だから、AGA治療の中断と再会はしっかり医師と相談してください。

AGA治療の頻度はどのくらい?

治療がずっと続くとなれば気になるのは治療の頻度です。AGA治療の頻度は5αリダクターゼ阻害薬やミノキシジル外用薬を処方してもらう場合で1ヶ月に1回、育毛メソセラピーは効果が出るまで月1〜2回、植毛の場合は年1〜2回定期的に受診します。

少なくとも生活に支障が出るほどの頻度で病院に通う必要はないし、診療に時間を要することも少ないです。

より負担を軽くしたいなら通院時間を減らしましょう。ご自宅や職場の近くで通えるクリニックがあると良いですね。

AGAの治療期間が長くても費用を抑えるために

高額な治療がずっと続くわけではない

AGAの治療は自由診療です。治療費は一般的な保険診療より高くなるでしょう。しかしAGAの進行が進んでいるからといって高額な治療をずっと続けるわけではありません。あくまでも基本は5αリダクターゼ阻害薬とミノキシジルです。

こちらでは治療にかかる費用を紹介します。

5αリダクターゼ阻害薬の費用

5αリダクターゼ阻害薬はプロペシアとザガーロの2種類が一般的です。そして発展途上国で作られたジェネリック品が使われている場合はそれより安く購入できます。ただし偽薬の可能性や成分組成の違いから安易な個人輸入は避けるべきです。

プロペシア

プロペシアの費用は1ヶ月で5000〜7000円ほどです。フィナステリドという有効成分が含まれています。

ザガーロ

ザガーロの費用は1ヶ月で8000〜12000円ほどです。フィナステリドよりも効果が強いデュタステリドが含まれています。同じメーカーが前立腺肥大予防に作ったアボルブはザガーロとほぼで同等の価格・原材料です。

ミノキシジルの費用

ミノキシジル外用薬の費用は1ヶ月分で8000円ほどですが、多く使うと値段もかさみます。リアップもメディカルミノキもドラッグストアや薬局で買うことができ、この点が5αリダクターゼ阻害薬と異なります。

育毛メソセラピーの費用

育毛メソセラピーは1回あたり2〜10万円が相場で、脱毛範囲が広いほど値段も高くなります。効果が出るまで6〜12回行うので12〜100万円とかなり高額です。

発毛した後はそれを抑えることがメインとなるため、育毛メソセラピーを必要とする人が一生同じ治療を受け続けるわけではないようです。一時的な出費として高い・安いを考えましょう。

植毛の費用

植毛の費用はかなり高額ですが、1回の施術で髪の毛を取り戻せるわけですから効果の不確定な育毛メソセラピーと比較すれば一長一短です。少なくとも、最も確実性の高い方法といえます。

もちろん、年に数回手術すようなものではありません。あくまで数年単位の費用としてご検討ください。人の髪の毛は10万本と言われますから抜けている髪の毛が多いほど費用が上がります。

人工植毛

人工植毛は1本250円くらいが相場です。ただ、メンテナンスの難しさや健康面でのデメリットから推奨されません。

2000本生やす場合は50万円必要となります。

自毛植毛

自毛植毛は髪の毛がまとまって生えているグラフトという単位で移植します。1グラフトで2〜3本、費用は1000〜2000円ほどです。

同じく2000本生やす場合は100万円は必要になります。

治療費を抑えたいなら早めの相談を

AGAの治療費を抑えたいなら早めに相談し、すぐ治療を始めることです。

AGAを改善するために治療は欠かせませんが、育毛メソセラピーや植毛という選択肢を防ぐだけで大きく治療費を減らせます。脱毛が進行した状況でもその範囲が少ないほど高額な治療の費用を節約できます。

今から治療を始めても、長い目で見れば一生のうちにかかる治療費が安くなることも考えられます。人間の髪の毛が10万本あるとして、1万本植毛で復活させるなら500万円かかります。

これはザガーロ500ヶ月分です。ミノキシジルを併用しても250ヶ月、つまり10年分になります。

治療期間が半永久的だからといって、後回しにしないようご注意ください。

AGAクリニックで投薬期間や治療計画を相談しよう

実際の投薬期間や治療計画はケースバイケースで遺伝や体質、生活習慣などを総合的に判断します。実際の治療についてのイメージを深めるためにもぜひAGAクリニックで無料カウンセリングを受けてください。

AGAは治療が一生続くとしても早期治療によって改善が見込まれる脱毛です。少しでも前向きな生活を手に入れましょう。