病院で薄毛対策～最新薄毛治療の内容・費用・効果・デメリットまとめ

病院での薄毛対策の内容とは？

薄毛に悩んでいるのであれば早い段階で病院に診てもらった方がいいでしょう。AGAは進行性の脱毛症のため、時間とともに薄毛は拡大していきます。

しかし、初めての薄毛治療であれば、病院でどのような治療が行われているのか不安に感じるでしょう。病院での薄毛対策の流れをご紹介します。

事前予約がベター

病院で薄毛対策を始めたいのであれば事前に予約をしておいた方がいいでしょう。予約なしでも診察してもらえるかもしれませんが、長時間待たされた上に簡単な診察で終わってしまうかもしれません。

電話での予約が苦手という方のためにホームページからネット予約できる病院もたくさんあります。詳しい診察や検査をしてもらうためにも事前に予約をしておいた方がいいでしょう。

問診票への記入

予約をして来院したなら、問診票への記入が求められるでしょう。この問診票に沿って今後の治療内容を決めていくのでできるだけ正確に書き込みます。

例えば、以下のような点について聞かれるでしょう。

• 現在、薄毛治療薬を服用しているか
• 育毛剤を使っているか
• いつから薄毛になったか
• 肝機能への障害があるか
• 親族に薄毛の人がいるか

もし使用している育毛剤や治療薬があるなら正確に記入しましょう。また、以前に使用した育毛剤や治療薬で副作用が出たことがあるなら、それらも詳しく書いておきましょう。

家族構成や薄毛の状況などパーソナルな部分も聞かれるかもしれませんが、治療のためですので隠すことなく記入します。

専門家による視診検査

問診票への記入を終えると専門家による視診検査が行われます。

薄毛に悩んでいる方の大半がAGAと診断されるようですが、なかにはAGA以外の原因で脱毛が生じていることもあるようです。円形脱毛症などを発症している場合は別の対策が必要になりますから、入念なカウンセリングが必要です。

男性型脱毛症は進行性の脱毛症ですが、どの程度進行しているのかは個人差があります。薄毛の進行状態を確かめるためには頭皮や毛根の状態を確認します。素人では正確に診断することができないので専門医による診断が必要です。

拡大鏡で毛根チェック

薄毛が進行すると毛根の状態が悪化して抜け毛が増えてしまいます。専門のクリニックでは抜け毛を持参することで毛根の状態を拡大鏡でチェックしてくれるでしょう。

健康的な毛根はマッチ棒のように膨らんでいますが、AGAが進行している毛根は先がとがっていたり、歪な形をしていることがあります。健康的な毛根と不健康な毛根の割合を調べることで、どの程度薄毛が進行しているのか把握できるでしょう。

遺伝子検査

病院では遺伝子検査を実施してくれるところがあります。血液を採取して特殊な検査をすることによって薄毛になりやすい体質なのかどうかを調べることができます。

薄毛と遺伝は大きな関係性があり、特に母方の遺伝が大きく影響すると言われています。母方の親族に薄毛の方が多い方は自分にどの程度薄毛の遺伝子が受け継がれているのか科学的に調べてみるといいかもしれません。

将来的に薄毛になるのを予防したい方や薄毛に初期段階の方にお勧めの検査方法です。ある程度薄毛が進行している方の場合、遺伝子検査を行っても症状が良くなるわけではないので、この検査はパスして薄毛治療薬の処方に進んだ方が効率的でしょう。

セルフでできる遺伝子検査

遺伝子検査は病院だけでなく自宅で行うこともできます。インターネットではAGA検査キッドというものが販売されており、ネットで申し込むだけで簡単に検査することが可能です。

自分がどの程度薄毛になりやすいのか、AGA治療薬が効きやすい体質なのかを判断することができるでしょう。値段は様々ですが10,000円前後のものが多いようです。

検査方法は簡単です。口の中の粘膜を綿棒のようなもので採取して、送られてきた容器に入れて送り返すだけです。一週間程度で結果が分かるようです。

ただ、この方法では血液検査のような正確性・詳細性は期待できないので、正確な診断を希望するのであれば病院を訪れる方がいいでしょう。

治療薬の処方

専門医による視診検査が終わってAGAと診断されたならば薄毛治療薬が処方されます。基本的にAGAに効果がある治療薬は以下の通りです。

• プロペシア
• サガーロ
• ミノキシジル

男性型脱毛症AGAの原因は男性ホルモンによるもので、症状を改善するためにはジヒドロテストステロンの分泌量を抑制する必要があります。プロペシアやサガーロにはその効果があり、厚生労働省によっても効果性が認められています。

ミノキシジルには血管拡張作用があり、頭皮の血行を促進させることで薄毛改善を目指します。病院によっては対応していない治療薬もあるようなので、自分の希望する治療薬があるなら事前に要望を伝えておいた方がいいでしょう。

AGA治療は保険適用外

薄毛治療薬には健康保険は適用されません。つまり全額自己負担になります。AGA治療薬は最低でも半年、症状が深刻であれば一年以上の服用が必要になります。

薄毛治療薬を使用し始めたものの経済的に苦しくなり治療を断念する方も多いようです。長期的に購入するだけの経済力があるかどうかも事前に確かめておきましょう。

薄毛対策ができる病院選び

薄毛治療を成功させるためには信頼できる病院選びが重要になります。

薄毛を相談できる場所はいろいろありますが、目的を間違ってしまうと十分な効果が得られずに時間もお金も無駄になってしまうかもしれません。薄毛治療に効果的な病院を選びましょう。

一般病院 皮膚科

薄毛対策は一般病院に入っている皮膚科でも相談することができます。薄毛は脱毛症の一種なので皮膚科の先生もAGAを診断することができるのです。

都心から離れた地域に住んでいる方などは一般病院の方が通いやすいように感じるかもしれません。

病院によって違いがありますが、AGA専門のクリニックよりも比較的安い費用で診察してもらえるようです。また、脱毛の原因がAGAではなかった場合も対応してもらうことができますし、脱毛症によっては保険が適用される場合もあるでしょう。

皮膚科のデメリット

皮膚科での薄毛を診察してもらうことはできますが、担当医はAGAの専門家ではなく皮膚科の医師になります。あくまでも皮膚病の一種としての診断になるでしょう。

皮膚科の医師が的確な診察を行えないというわけではありませんが、AGA専門のクリニックの医師に比べるとAGA治療の経験は限られているかもしれません。

薄毛の現状把握や治療薬の効果性に関して納得のいく説明が受けられなかった、というコメントもみられます。また、頭皮の状態などのチェックするための設備機器が取り揃っていないこともあるようです。

そのため、皮膚科を訪れるのであればどのような検査を受けることができるのか事前に確認しておいた方がいいでしょう。

育毛サロン

育毛サロンでも薄毛の相談を行うことができ、薄毛に悩んでいる方のメンタル面でのケアなどを行っています。育毛サロンでは頭皮環境の正常化や正しいシャンプーの方法などを教えることによって育毛効果の向上を目指しています。

毛穴に詰まっている皮脂を除去したりスカルプエッセンス配合のシャンプー剤を販売することによって抜け毛の原因になる頭皮環境の悪化の改善を図ります。

育毛サロンで受ける施術にも保険は適用されず、全額自己負担になります。サロンによって異なりますが、一回の施術で10,000円から20,000円程度の費用になるようです。

デメリット

育毛サロンに在籍している担当者は医師免許を持っていないことが多く、当サロンで行うことができるのは医療行為ではなく施術行為になります。

そのため、AGAの根本的な原因であるジヒドロテストステロンの生成を抑制するプロペシアや血行を促進させるミノキシジルなどの治療薬の処方は行えません。あくまでも、頭皮環境を整える施術のみになるでしょう。

ですから、育毛サロンだけでは薄毛の根本的な治療は難しいでしょう。将来的に薄毛を予防したい方やAGAの初期段階の方で、現状維持を目的とする場合は適しているかもしれません。

AGA専門のクリニック

AGA専門のクリニックでは男性型脱毛症AGAに特化した治療を行っており、より専門的な視診と治療を受けることができます。

薄毛治療を成功させるためには最初の視診が重要になります。薄毛の原因や進行度合いは人によって違うため、現状を正確に判断することが治療成功のカギになるのです。専門のクリニックに在籍している医師はAGAのプロフェッショナルですし、過去の事例等を参考にしながら的確な診断を行ってくれるでしょう。

カウンセリングの時に治療方針などに関する不安なことがあれば相談できますし、治療が成功する確率など、過去の写真を使いながら説明してくれます。

また、頭皮の状態や毛根の状態を確認するための設備も整っていますし、クリニックによってはオリジナルの治療薬を処方しているところもあります。検査方法や治療内容が豊富なので自分に合った治療方法を見つけることができるでしょう。

デメリット

AGA専門のクリニックは都心に集中していることが多く、そのため郊外に住んでいる方の場合、通院が不便に感じるかもしれません。また、毎月定期的に通院して治療薬を処方してもらう必要があるため、他の病院よりも少し割高になるようです。

また、通院しているところを誰かに見られたらハゲ治療をしていることがバレてしまいます。最近ではインターネット診断を行っている専門のクリニックもあるようです。人目に付かずに薄毛の悩みを相談できますし、薄毛の進行度合いもチェックしてもらうことができるので注目されています。

薄毛治療に有効なAGA治療薬

AGA専門のクリニックの受診すると薄毛対策のために治療薬が処方されます。どのような治療薬が処方されるのか副作用の可能性と合わせてご紹介します。

プロペシア

元来、前立腺がんの治療薬として使用されていたフィナステリド成分には発毛作用があることが明らかになり、育毛の分野でも活用されるようになりました。

フィナステリド成分を配合しているプロペシアはAGA治療薬の代表格ともいえる薬で高い効果性が認められています。プロペシアは5αリクターゼⅡ型に直接働きかけ、ジヒドロテストステロンの分泌量を減らすことができ、AGAを根本的に解決できると期待されています。

プロペシアの効果が表れるまでには半年程度の期間が必要と言われていますが、頭皮環境の状態や薄毛の進行度合いによってはそれ以上の時間が必要になるでしょう。インターネットではプロペシアの個人輸入も可能ですが、この薬には副作用の可能性があるため、安全性を考えるならお勧めできません。

副作用

もともと、がん治療の薬として使用されていたこともあり、プロペシアには副作用の可能性があります。代表的な副作用は以下の通りです。

• 男性機能障害
• 性欲減退
• 肝機能障害

プロペシアには男性ホルモンの影響を抑制する効果があるため、男性機能に障害が出ることがあるようです。具体的には勃起不全や精子の数が減る、などの報告があげられています。

子どもを作りたいと思っている方や男性機能への影響を懸念される方は医師と十分にコミュニケーションをとったうえで使用した方がいいでしょう。

プロペシアの服用によって副作用が出る確率は全体の5％以下のようです。とは言え、この数値をどのように解釈するかは個人差があるでしょう。いずれにしても、正しい処方を受けて服用する必要がある治療薬です。

サガーロ

サガーロも厚生労働省によってAGA治療に効果的と認定されている治療薬です。英国のグラクソ・スミスクライン株式会社によって開発された薬でプロペシアと同じくジヒドロテストステロンの生成を抑え込む働きがあり、薄毛の根本的な改善が期待できます。

サガーロの大きな特徴は5αリクターゼⅠ型とⅡ型両方にアプローチできるという点です。そのため、プロペシアよりも効果性が高いと注目されており、少し高額な治療費になるもののサガーロの処方を希望する方が増えているようです。

しかし、副作用が出る確率が高くなることや費用が高くなることを理由に、最初はプロペシアで様子を見て効果がなかった場合にサガーロに切り替える方が多いようです。

副作用

サガーロに含まれるデュタステリドは前立腺肥大症の治療薬として使用されていたことから、プロペシアと似たような副作用の可能性があります。

サガーロを服用すると必ず副作用が出るというわけではありませんが、プロペシアよりも新しい治療薬のため具体的な数値に関しては不透明な部分が多いようです。しかし、実際に男性機能障害や性欲減退などの報告が上がっており、やはり適切な診断を受けたうえで服用する必要があるでしょう。

ミノキシジル

ミノキシジルには血管拡張作用があり、全身の血行を促進させることによって抜け毛予防の効果を高めることができます。この薬は血圧降下剤として使用されていましたが、使用者に発毛効果が現れたためAGA治療薬としても注目され、厚生労働省によって認可されています。

育毛と血行促進には大きな関係性があります。髪の毛乳頭細胞は血液を介して栄養を吸収するため、血行不良なると髪は栄養不良になり抜け毛が増えてしまいます。ミノキシジルはプロペシアとの併用も可能なため、短期間で効率よく治療を行いたい方は両者を使うことでより高い育毛効果を実感しているようです。

ミノキシジルには外用薬と内服薬があり、配合濃度も様々ですが、高濃度のものを服用すれば必ず髪が生えるというものではありません。副作用の可能性もありますから、正しい処方を受けて服用する必要があります。

副作用

ミノキシジルには以下のような副作用の可能性があります。

• 頭皮の痒み
• めまい
• 吐き気
• 体毛が濃くなる

全身の血行が急激に促進されるため、頭皮の痒みや頭痛などの症状を訴える方がいるようです。急に運動したり、お風呂に入って血流が良くなった時に体が痒くなる症状に似ています。

また、胸毛やすね毛などの体毛が濃くなることもあるようです。プロペシアやサガーロのように男性機能への障害は少ないようですが、医薬品ですから適切な処方を受けて使用しましょう。

育毛剤

育毛剤がAGA専門のクリニックで販売されるかどうかはわかりませんが、育毛剤も薄毛対策に効果的なアイテムと言えるでしょう。

薄毛に悩んでいる方の多くは頭皮環境の乱れに悩んでおり、頭皮の痒みやフケ、血行不良などの症状を抱えています。育毛剤にはそれらの症状を緩和させる効果があり、発毛や育毛を後押しする有効成分が沢山配合されています。自分に合った育毛剤を見つけることで薄毛治療薬の効果性を高めることができるでしょう。

市販の育毛剤で薄毛は治る？

医学的に証明されていることですが、AGAの根本的な原因はジヒドロテストステロンの影響によるものです。つまり、薄毛を治すためにはこの物質の生成を食い止める必要があります。

市販の育毛剤の多くは医薬部外品または化粧品に分類されており、プロペシアやサガーロ、ミノキシジルなどの厚生労働省によって認可されている成分は含まれていません。そのため、頭皮環境の正常化にはある程度の効果はあるかもしれませんが、AGAの根本的な治療は難しいでしょう。

AGAを本気で治療するためには専門のクリニックで処方される治療薬を服用することをお勧めします。

薄毛治療にかかる費用

AGA治療は一定期間、継続して行う必要があるので、どのくらいの費用が掛かるのか、事前に把握しておく必要があります。

前述の通り、AGA治療には保険は適用されないため、高額医療になる可能性があります。希望する治療薬や期間、また通院する病院によって費用は変わってきますが、参考としてどのくらいの費用が必要になるのか確認しておきましょう。

病院での診察代

一般病院の皮膚科を受診した場合は6,000円から8,000円程度の診察代になり、AGA専門のクリニックを受診した場合は8,000円から13,000円程度の費用になるようです。

もちろん病院で検査する内容によっても金額は変わってきます。血液検査を希望するなら採血代や検査費用が余分にかかることになります。

皮膚科の方が費用が安い！という見方もあるようですが、実際にはそれほど大きな差はないようです。両者とも自己負担治療になりますし、基本的には毎月の来院が求められますから、事前に問い合わせて確認するといいでしょう。

また、育毛サロンの場合は初回限定の割引サービスを実施しているところもあるので、ホームページを確認すると安く済ますことができるかもしれません。

治療薬の費用

AGAを治療するための薬にも保険は適用されないので自己負担になります。専門のクリニックではプロペシア、サガーロ、ミノキシジルの処方が行われますが、どのくらいの費用が掛かるのでしょうか。

プロペシアの費用

AGA治療の代表格であるプロペシアは6,000円から8,000円程度で販売されているようです。プロペシアには5αリクターゼⅡ型に直接働きかけ、ジヒドロテストステロンの生成を抑制する働きがありますから、10,000円前後で薄毛の根本的な治療を目指せるかもしれません。

インターネットではプロペシアの個人輸入も行われており、コストを抑えたい方の中には個人的に薬を購入して服用する方もいるようです。しかし、安全性や品質のことを考えるならお勧めできません。正しいルートで購入していないプロペシアの場合、適正な量のフィナステリドが配合されていなかったり、商品自体が偽物である可能性もあります。

海外からの輸入品になるため、トラブルが発生しても自己責任になってしまいます。薄毛治療薬は正規のルートで購入して服用するようにしましょう。

ジェネリックを使えばお買い得?!

プロペシアにはジェネリック医薬品が販売されているので、コストパフォーマンスをよくしたい方にはお勧めです。

ファイザー製薬がプロペシアのジェネリック製品を開発したことを皮切りにクラシエ製薬や東和薬品、沢井製薬もプロペシアのジェネリック製品の販売に乗り出しており、現在のプロペシアの普及率を考えると今後もジェネリック製品が拡大していくと思われます。

ジェネリック製品であれば5,000円から8,000円程度で購入できるので費用を抑えたい方はチェックしてみるといいでしょう。

サガーロ

サガーロは5αリクターゼⅠ型とⅡ型両方にアプローチできるためプロペシアよりも高い値段で販売されているようです。クリニックによって違いがありますが8,000円から10,000円程度が相場と言われています。

費用が高いこともあり、最初はプロペシアで様子を見て効果がなかった場合にサガーロに切り替える方が多いようですが、最近では短期間で効率よく薄毛を改善したいという方が増えており、最初からサガーロで治療を開始する方もいるようです。

個人の経済力や治療期間を念頭に置いて服用する薬も変える必要があるでしょう。

ミノキシジル

専門のクリニックで処方されるミノキシジルは8,000円から10,000円程度で販売されており、頭皮の血行促進を図りたい方に処方されるようです。特に頭頂部の薄毛の原因は頭皮の血行不良と言われていますから、O字型脱毛症に悩んでいる方にはミノキシジルが使われるようです。

ミノキシジルは一般用医薬品に分類されているため、プロペシアのようなジェネリック製品はありません。市販の育毛剤などにもミノキシジル成分が配合されているものがありますが、病院で処方される薬の方が濃度が高いため、効果性が期待できます。

高濃度のミノキシジルになると値段も高くなり10,000円から14,000円程度の費用が掛かるようです。一般病院の皮膚科ではミノキシジルの処方に対応していないところもあるため、幅広い治療法を希望するのであれば専門のクリニックがおすすめです。

薄毛対策の効果性を高めるポイント

時間を無駄にしない

薄毛治療は時間との戦いになります。AGAの進行が進んでしまうとプロペシアなどの治療薬を服用しても効果を実感するまでに時間がかかり、費用も高くなります。また、年齢と共に細胞の力も衰えていくので、若い段階で治療を開始した方が成功する確率が高くなります。

薄毛の進行が気になるものの、なかなか行動しない方も多いようです。薄毛対策の効果性を高めるためには時間を無駄にせず、なるべく早い段階で治療を始める必要があるでしょう。

プロペシアとミノキシジルの併用

AGAがある程度進行してしまったものの、フサフサの髪を取り戻したい方にはプロペシアとミノキシジルの併用が効果的です。プロペシアにはジヒドロテストステロンの分泌量を抑制して抜け毛を減らす効果があり、ミノキシジルには血管拡張効果によって発毛効果を促進させる効果が期待できます。

抜け毛を減らし、発毛を促すダブル効果でさらに高い効果性を期待できるでしょう。しかし、プロペシアもミノキシジルも医薬品のため副作用の可能性があります。服用する時には医師の診断のもので使用する必要があります。

治療薬と育毛剤の使用

薄毛治療薬には髪の毛母細胞に働きかけ根本的な治療を促進させる効果があります。しかし、頭皮環境を整える必要もあります。豊かな作物が育つためには健康的な土壌が必要なのと同じく、頭皮環境を整えることは元気な髪を育てるために必要なことです。

育毛剤には頭皮を清潔に保つエタノールやアルコール成分が配合されており、汗かき体質の男性の頭皮を整えてくれるでしょう。また、皮脂の過剰分泌を抑制してくれる成分も含まれていますから、毛穴が皮脂で詰まってしまうことを予防できるかもしれません。

医薬部外品の育毛剤だけで薄毛の治療することは難しいですが、治療薬と併用することで効果を発揮してくれるでしょう。

薄毛対策はAGA専門の病院へ！

本気で薄毛を治したい、治療したい！と思っているのであればAGA専門のクリニックを受診することをお勧めします。より専門的な診察と治療を受けることができますし、効率よく薄毛を治療することができるでしょう。

今回が紹介したようにAGAを根本的に治療するには厚生労働省によって認可されている治療薬が必要になります。薄毛治療の研究と技術は進歩しています。今すぐ、薄毛治療を開始しましょう！