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薄毛対策に坊主は有効?他ヘアスタイルと比べたメリットとデメリット

薄毛対策に坊主は有効?他ヘアスタイルと比べたメリットとデメリット

将来、薄毛になったら坊主にする!と決めている人や薄毛が気になってきたから坊主にしようかな・・・と悩んでいる人もいるでしょう。

坊主にしたらハゲが目立たなくなる!と言われていますが、実際はどうなのでしょうか。坊主にするメリットとデメリット、またハゲが目立ちにくい髪型を特集してご紹介します。

坊主にするメリット

まずは坊主にすることのメリットついて考えます。以外にたくさんのメリットがあることにお驚かれるかもしれません。坊主にしようと思っている方!是非参考にしてください。

精神的ストレスが軽減

薄毛に悩んでいる方の多くは精神的なストレスを抱えて生活されているようです。毎日の抜け毛の量、薄毛の進行具合に注意を払いながら生活するだけでも結構なストレスがかかります。

薄毛を実感し始めると大抵の方は髪を伸ばして薄毛の部分を隠そうとします。最初はほかの部分から髪を持ってくることで隠せるかもしれませんが、薄毛が進行するにつれて自分がイメージしているほどに隠し切れなくなります。薄毛対策のために髪を伸ばすのですが、かえって不潔感が出てしまい女性からも不人気になってしまいます。

坊主にすることでそれらの精神的負担から解放されるかもしれません。坊主にすれば毎日の抜け毛の量も気になりませんし、排水溝に溜まる髪の毛を気にする必要もありません。自分の状態に真摯に向き合うことで、前向きな気持ちで生活できるようになる人も多いようです。

髪の手入れが不要

薄毛対策のために髪を伸ばしていると、清潔感を保つために手入れをする必要があります。フケの大量発生に注意したり、白髪染めをする必要があるかもしれません。また、不快な匂いを発しないようにシャンプーやコンディショナーに気を使う必要もありますが、坊主にすればそれらの心配をする必要はないでしょう。

短髪は長髪よりも頭皮トラブルが発生しにくく、頭皮の雑菌も繁殖しにくいようです。そのため、フケの大量発生や髪の不快な匂いも最小限に抑えることができるでしょう。外に出かける前に鏡の前でスタイリングする必要がないので時間の節約にもなります。

散髪代がタダ

バリカンを使えば自分で坊主にすることができますし、家族に頼むならタダで散髪することができます。月に一回の散髪代が3,000円だとして年間2万円弱のお金を節約することができます。

最近のバリカンはオシャレ坊主ヘアーに対応していることが多いので、ミリ単位の長さ設定が可能ですし、再度を短く刈り上げてトップにボリュームを持ってくるオシャレ坊主も自分ですることができるでしょう。

坊主と聞くと多くの方は高校球児のような丸坊主をイメージする方が多いようですが、意外に坊主のバリエーションは多く、坊主といえどもオシャレを楽しむことは可能です。

育毛剤の浸透率が高い

薄毛に悩んでいる方の多くは育毛剤を使用しておられます。育毛剤は頭皮に付着して初めて効果があります。すでに生えている髪の毛に付着しても効果的ではなく、育毛剤を使用する時には分け目をしっかりと作ってから塗布する必要があります。

しかし長髪の場合、育毛剤が髪の毛に付いてしまうことが多く、最大限の効果が発揮されないことがあるようです。一方、坊主の場合は直接頭皮に育毛剤を付けることができるので浸透率が高くなるでしょう。

本気で薄毛治療したい方はAGA専門のクリニックを受診して、プロペシアなどの薄毛治療薬と育毛剤を併用しているようです。薄毛治療が成功するまでの間、坊主にして育毛剤の効果性を高めることもできるかもしれません。

清潔感がある

若い時の髪は元気で黒々としており、ハリもあるので何もしない状態でも清潔感を醸し出すことができました。しかし、年齢とともに薄毛になってくると白髪が増え、髪質も退化していきます。加えて、薄毛になっている部分を隠すために他の部分から髪を持ってくると、どうしても不潔感が出てしまうことがあります。

坊主にするメリットの一つは清潔感があることです。スポーツをして汗をかいたり、お風呂上りなど髪が濡れた時でも坊主であれば清潔感を維持することができます。

坊主の清潔感は意外に女性からも高評価のようです。潔く、清潔感があるので嫌じゃない!というコメントもたくさん見られます。女性にもてるためには清潔感が必須条件ですが、その条件を坊主はクリアしてくれるようです。

薄毛の進行がバレにくい

男性型脱毛症AGAを発症すると前頭部や頭頂部から薄毛が進行して、最終的には前と後ろの薄毛がつながってしまいます。AGAは進行してのため放置しておくなら症状は確実に悪化していきます。

長髪であれば薄毛の進行過程が如実に現れるので、しばらくぶりに合った親戚や友人に薄毛の進行がバレてしまう可能性があります。また、自分自身でもハゲの部分が大きくなってくることが分かるので精神的なストレスも大きくなるでしょう。

その点、坊主にすれば他の人に薄毛に進行過程を気づかれることもありませんし、自分でも気にならないのでハゲのストレスから解放されるかもしれません。

オシャレを楽しむことも可能

坊主にしてもオシャレを楽しむことは可能です。サイドとトップで長さを変えてみたり、カラーを入れることでオシャレ坊主ヘアーに挑戦することもできるでしょう。

インターネットでは坊主に似合うファッションアイテムもたくさん販売されています。例えば、眼鏡、帽子、高級シャツなどにこだわりを見せるのもいいでしょう。大人の男としての色気とオシャレ感を作り出すことができるかもしれません。

また、坊主の芸能人でカッコイイと思う人のスタイルを真似てみるのもいいでしょう。芸能人だけでなくビジネス界、スポーツ界でも坊主ヘアーで活躍している有名人はたくさんいますから自分の好みのあったスタイルを参考にしてみましょう。

坊主にするデメリット

紫外線の影響

頭皮を紫外線から守ることは重要なポイントになります。頭皮が紫外線を強く浴びると酸化作用が強まり、頭皮の状態が悪化するようです。

頭皮はほかの皮膚よりも敏感で刺激に弱いとも言われているため、通常は髪の毛が守ってくれていますが、坊主になると日光をまともに受けることになります。日焼けした皮膚が硬くなり、色が変色していくように、頭皮に過剰な日光を浴びると頭皮が硬くなり、血行不良の原因になることもあるようです。

特に夏場の日差しは強くなり、紫外線の量も増えますから外出の際は帽子をかぶるなどの対策が必要になるでしょう。

冬の寒さ

夏は暑く、冬は寒い・・・坊主にするデメリットの代表ともいえるでしょう。私たちの髪の毛は見た目を繕うだけでなく、頭皮を保温する効果もあります。

冬場の外気は10度を下回り、乾燥も強くなります。冬場、皮膚を乾燥から守るためにクリームなどを使用する方も多いと思いますが頭皮にはクリームを塗ることはできません。また、体は服を着ることで保温できますが、むき出しの頭皮は冬の寒さを直接受けることになります。

頭皮の乾燥や保湿効果を高めるためには帽子を活用したり、保湿効果の高い育毛剤を使用するなどの手入れが必要になるでしょう。頭皮の乾燥が酷くなると、痒みが発生して、フケの大量発生の原因になることもあるようです。年中を通して、頭皮をケアしてあげる必要があります。

社会的な視線

社会的に坊主が受けられない場面もあるでしょう。特にサラリーマンの場合は会社が坊主をNGにしていることもあるようですから、事前に確認しておく必要があります。欧米では薄毛になればスキンヘッドにすればいい、という考え方が主流のようですが、日本では坊主は怖い、人相が悪い・・・などネガティブなイメージ強いようです。

会社の中で役職についていたり、外回り営業職の場合は十分な検討が必要でしょう。また、近所付き合いや親族の間でも坊主にすると評判が悪くなる恐れもあります。地域や環境によって違いはありますが、社会的な視線も坊主にするデメリットの一つになるでしょう。

薄毛対策に効果的な坊主の作り方

坊主は薄毛対策に効果的であり、たくさんのメリットがあります。ただし、坊主にもいろいろな種類があり、ただ単にバリカンで刈り上げればいい、というわけではありません。

間違った仕方で坊主ヘアーにするなら薄毛がさらに目立ってしまうかもしれず、精神的なストレスを増し加えてしまう可能性があります。薄毛対策に効果的な坊主の作り方をご紹介します。

自分の薄毛に合わせて長さを決める

ハゲ対策で坊主にするなら、まず自分の薄毛の進行状況に合わせて長さを決めましょう。意外かもしれませんが、坊主の長さはミリ単位で決めることができ、思い付きで坊主にしてしまうと最初よりも状態が悪くなり、よりハゲが目立ってしまうかもしれません。

例えば、M字ハゲとO字ハゲがつながりそうな薄毛をカバーするためには、より短い坊主にしなければ薄毛をカバーするのは難しいでしょう。中途半端な長さの坊主にすると前頭部と頭頂部のハゲが露骨に現れるようになり、こんなはずじゃなかった・・・と後悔するかもしれません。

もし、坊主にする長さに不安があるなら美容室や床屋で相談することもできます。どのくらいの長さにしたらいいのか専門的なアドバイスをしてくれるはずです。最初だけ専門家に相談して、次からは自分でバリカンでカットすることもできます。

髪質や頭の形によって個人差ありますが、参考までに坊主の長さの目安をご紹介します。

3ミリ

高校球児をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。かなり短い坊主になりますが、髪の毛の存在感を出すことはできます。

つまり、前頭部や頭頂部の薄毛が進行している場合、その部分の薄毛が少し目立つかもしれません。ハゲの進行度合いによってはさらに短い坊主にする必要があるでしょう。

6ミリ

触ってもチクチクするような感じではなく、髪の弾力感が残ります。しっかりと髪が生えているなら頭皮が透けて見えることはなく、カットの方法によってはオシャレ坊主を楽しむことができる長さです。

前頭部の薄毛が少し進行してきた、という程度であれはこれくらいの長さで十分かもしれません。ただし、頭頂部のハゲが進行している場合、この長さにするとその部分の薄毛がより目立つ形で残るので、O字ハゲの進行度合いによってはさらに短い坊主にした方がいいでしょう。

12ミリ

高校球児が一か月ほど散髪に行っていない状態の坊主をイメージしていただくといいでしょう。カットの方法によっては不潔感が残ってしまう長さになります。

ですから、全体を12ミリでカットするよりは、サイドを短く刈り上げてトップ部分だけこの長さに残しておくといいかもしれません。サイドを短く切ることで頭頂部の薄毛をカモフラージュすることができますし、前頭部の薄毛も上手に隠すことができるでしょう。

M字ハゲに似合う坊主ヘアー

遺伝的な傾向が強いと言われているM字ハゲは日本人男性の多くが悩んでいる薄毛の症状です。そのタイプの方にはサイドを短く刈り上げて、残っているトップ部分にアクセントを置くソフトモヒカンが効果的でしょう。また、最近では頭頂部に向けて刈り上げた部分を少しずつ長くする、グラデーションスタイルも流行っているようです。

M字ハゲをカモフラージュするためには6ミリ、12ミリ程度の長さが効果的でしょう。ポイントは残っている頭頂部の髪にアクセントを置くためにサイドと前頭部を短く刈り上げることです。トップ部分は12ミリ、サイドと前頭部を3ミリ程度にするならM字ハゲの進行度合いを目立たなくすることができるでしょう。

頭頂部ハゲにおすすめの坊主

O字型脱毛症とも呼ばれている頭頂部の薄毛を隠すためには、サイドとバックをかなり短く刈りこむ必要があります。中途半端にサイドの髪を残すとO字の部分が浮き出るように目立ってしまいますので、いさぎよく刈りこみましょう。

また、少し残った頭頂部の髪をワックスなどで立たせて、スパイキーモヒカンのようなスタイルにするのも効果的です。お笑い芸能人の中にも、このスタイルの髪型をしている人がいますから参考にするといいでしょう。

坊主が似合う人の特徴とは?

坊主が似合うためにはいくつかのポイントがあります。薄毛対策で坊主にするものの、やはりかっこよく坊主をきめたいという方は要チェックです。

もし、自分が坊主が似合う特徴に該当しない場合、美容師に相談するなどの対策が必要かもしれません。

顔が小さい

顔が小さい人は坊主にしても、しっかりまとまった感じになるので似合うでしょう。一方で顔が大きい人が坊主にすると迫力が出てしまい、周りを威圧してしまうかもしれません。

女性の中には坊主は怖い、というイメージを持っている人もいるようなので、顔が大きめの人が坊主にする場合は刈り方を工夫したほうがいいでしょう。

頭の形がいい

坊主にすると頭の形がそのまま見えてしまうので、頭の形がいい方は坊主に適しているでしょう。中には後頭部が絶壁になっていたり、一部分がへこんでいる場合もあるようです。髪の毛があれば全く目立たないかもしれませんが、坊主にすると全てが見えてしまいます。

普段、自分の頭の形を気にすることはないかもしれませんが、坊主にしようと思っているなら、事前に頭の形をチェックしておいた方がいいでしょう。

適度な筋肉質

首と肩に筋肉がなく、やせ型の方が坊主にすると、よりひ弱に見えてしまうでしょう。

坊主にも種類があり、ソフトモヒカンやスパイキー坊主などのオシャレ坊主を楽しむこともできますが、そのためには適度な筋肉が必要になります。男らし体つきをしている方であれば、坊主にしてもワイルドなイメージを保ちつつ、カッコイイ坊主ヘアーができるでしょう。

顔立ちがはっきりしている

坊主にすると髪型で顔をカバーすることができないので、顔立ちは重要なポイントになります。特に目・鼻立ちがしっかりしている方であれば、坊主にしてもキリっとしたイメージになりますし、清潔感を兼ね備えることで女性への印象もよくなるでしょう。

スポーツ界や歌舞伎の世界でも坊主にしている方がいますが、顔立ちがはっきりしている方が多いように思います。目・鼻立ちがはっきりしていて、薄毛に悩んでいるのであれば坊主ヘアーを試してみてもいいかもしれません。

根本的な薄毛対策には治療薬が必要

薄毛になったときに坊主にすることで表面的な対策を講じることはできますが、薄毛の本質的な対策にはなりません。一時的に坊主にして薄毛を目立たなくするものの、やっぱり根本的な薄毛治療をしたい!という方はAGAクリニックを受診することをお勧めします。

専門のクリニックではAGAを治療するための治療薬が処方されますし、専門家の視診を通して薄毛の進行度合いを確認することができます。具体的にどのような治療が行われるのか解説します。

プロペシアの処方

男性が薄毛になる原因の多くがAGAであると言われており、治療するためには男性ホルモンの影響を抑制する必要があります。プロペシアはAGAクリニックで処方される治療薬の代表格で厚生労働省によって薄毛治療に効果的であると認定されています。

男性ホルモンに含まれる5αリクターゼがジヒドロテストステロンという物質に変化することによって髪のヘアサイクルが乱れ、抜け毛が増えてしまいます。プロペシアを服用することでジヒドロテストステロンの分泌量を抑制してAGAの根本的な解決を目指します。

ミノキシジル

ミノキシジルには血管拡張作用があり、全身の血行を促進させることで育毛効果を高めます。特に頭頂部の薄毛に効果的であると言われており、O字型脱毛症がかなり進行した方でも治療に成功した事例もあるようです。

ミノキシジルはプロペシアとの併用も可能であり、育毛効果と抜け毛予防を両方向からアプローチすることでさらに高い効果性が期待できます。

遺伝子検査

専門のクリニックでは遺伝子検査を行ってくれ、どの程度薄毛になりやすい体質なのかをチェックしてくれます。実際、薄毛と遺伝は大きな関係があると言われておりAGAの遺伝子を多く受け継いでいると薄毛になりやすいと言われています。

最近、薄毛が気になってきた方、将来ハゲるのではないかと不安を感じている方は一度検査を受けてみるのはどうでしょうか。自分に合った薄毛対策の方法を見つけることができるでしょう。

本気で薄毛対策をするなら専門のクリニックへ!

今回は坊主が薄毛対策に効果的であることをご紹介しました。坊主にも種類があり、上手にカットすることで女性にもてるオシャレ坊主を楽しむことできます。しかし、薄毛を隠すのではなく根本的にハゲを治療をしたいという方はAGA専門クリニックを受診することをお勧めします。

男性型脱毛症AGAは進行性のため、症状を放置しておくなら確実に薄毛は進行していきます。坊主にすることでハゲを目立たなくすることはできますが、本質的な治療にはなりません。

AGAは適切な治療を行えば、改善できる脱毛症ですし、医学の進歩によって治療薬の開発も進んでいます。薄毛に悩んでいるのであればAGA専門のクリニックで治療を開始しましょう。