防犯カメラのお悩みを解決

そろそろわが家も防犯カメラを設置したい!気になる費用はおいくら?

そろそろわが家も防犯カメラを設置したい!気になる費用はおいくら?

盗難やストーカー対策など一般家庭でも防犯カメラの需要が高まっています。そこで気になるのが設置費用です。

今回は防犯カメラの本体代金、付属品、工事費用など防犯カメラの設置にかかる費用について詳しくご説明します。

防犯カメラの設置費用は本体(+付属品)代金と工事費用が必要

防犯カメラはカメラだけで機能するものではありません。
撮影した画像を記録するための機械や画像を見るモニター、アダプターやケーブル、コード類、そして設置工事の費用などがかかります。

防犯カメラの付属品とは

まずは防犯カメラの付属品には何があるのかを知っておきましょう。

  • カメラ本体
  • レコーダー(録画機器)
  • モニター
  • 配線ケーブル
  • 電源アダプター
  • リモコン

必要なものはセットで販売

上記のように防犯カメラの設置にはこまごまとした付属品が必要ですが、防犯カメラ専門業者やホームセキュリティ会社に依頼すると必要なものはすべてセットで準備してくれます。

料金もセット価格になっているので、個々に買いそろえる必要はありません。

防犯カメラは1台では足りない!?

防犯カメラを設置する目的にもよりますが、一戸建て住宅や店舗の場合はカメラが1台だけでは十分に防犯の機能を発揮できません。

玄関、駐車場、ベランダ、裏口など最低でも4ヶ所は必要になると考えられます。その場合、カメラ本体の費用が増えますし、配線ケーブルなども複数必要になります。

設置場所によっては何ヶ所も配線工事を行うため、工事費用もかかります。

防犯カメラの本体費用はどれくらい?

防犯カメラ本体の費用は、その性能やタイプによって異なります。

防犯カメラの性能や機能は多種多様

防犯カメラは下記のように多くの種類があります。

ドーム型カメラ カメラ部分を丸いカプセルで覆っているタイプです。銀行のATMや店舗内などあちこちで見かけるのがドーム型カメラです。
広い範囲の撮影が可能ですが、天井に取り付けるため屋内での使用が一般的です。
ボックス型カメラ 箱型カメラとも呼ばれるもので、四角い箱の中にカメラが内蔵されています。屋内、屋外での設置が可能ですが、ドーム型カメラに比べると撮影範囲が狭いというデメリットがあります。
見た目ですぐに防犯カメラが設置しているとわかるので、防犯効果が期待できます
赤外線カメラ 夜間や暗い場所でも赤外線LEDが発光して鮮明な画像が撮影できます。
センサーライトカメラ 人や動物などが通ると人感センサーが察知してホワイトLEDを発光するため防犯効果があります。
ネットワークカメラ 遠隔地からでも画像を確認したり、カメラを操作したりといったことが可能です。
電池式カメラ 乾電池で作動するため、電源がなくても設置が可能です。

防犯カメラの費用はさまざまな要素で決まる

上の表のように防犯カメラには多くの種類がありますが、ドーム型カメラだから価格が高いといったことではありません。

防犯カメラ本体の価格を決めるのは、画素数や録画時間などさまざまな要素が絡み合って決まります。

防犯カメラを選ぶ際には、価格だけではなく性能や機能などもよく検討することが大切です。

防犯カメラの設置工事費用はどれくらい?

防犯カメラの設置には、工事が伴います。カメラ本体を取り付ける工事と電気の配線工事、レコーダーやモニターの接続なども行います。

防犯カメラの設置工事費用の内訳

防犯カメラの設置工事にかかる費用は業者によって異なりますが、ここでは防犯カメラ専門業者の例をご紹介します。

一般家庭用防犯カメラの設置費用

一般家庭で防犯カメラ1台を設置する場合の費用の目安です。(防犯カメラ本体の価格は機種によって異なるため、ここでは含めていません。)

内訳 工事内容 費用
基本設置工事
(1台あたり)
設置(配線が10mまで)・調整・配線など込み 約3万円
配線延長 10m以上で5m単位 約5,000円
録画機器設置工事 カメラと録画機器(レコーダー)をつなぐ工事 1万円
合計 4,5000円

防犯カメラの設置工事費用は状況によって変わる

防犯カメラの設置場所は、状況によってさまざまです。高所に設置する場合や配線が難しい場所などは工事が困難になります。そういった場合は追加料金が発生する場合があります。

また、設置する防犯カメラの数が増えると、その分だけ工事費用も高くなります。

業務用防犯カメラの設置工事費用

一般家庭での防犯カメラ設置費用は数万円で済みますが、業務用(店舗や事務所、マンションなど)の場合は設置台数が多くなるため、工事費用もかさみます。
業務用の機器の費用も含めた金額の目安です。

内訳 費用
防犯カメラ本体費用 30万円
(5万円/1台×6台設置)
レコーダー(録画機器) 37万円
モニター 15,000円
設置費用 カメラ設置費用(4万円)
配線工事(4万円)
その他各種調整費用(35,000円)
合計115,000円
費用合計 約80万円

上記の金額は概算ですが、実際は使用するカメラの価格や台数、配線距離、現場の状況などによって増減します。

一度見積もりを取ることをおススメします。

ホームセキュリティ会社の防犯カメラは設置費用に警備保障がプラス

防犯カメラの設置は、専門業者や建築会社、工務店などでも行っていますが、セコムやアルソックなどのホームセキュリティ会社でも行っています。

防犯カメラの設置と警備保障がセット

ホームセキュリティ会社によっては防犯カメラの販売と設置だけでなく、ホームセキュリティサービスをセットで提供しています。

ホームセキュリティ会社のサービス内容

ホームセキュリティ会社の一般家庭向けのサービスを見てみましょう。

  • 火災感知
  • 非常時にホームセキュリティ会社に通報
  • 緊急時にガードマンが現場に駆け付ける
  • 高齢者の見守り
  • 長期間留守にする際の監視

このように多くのサービスがあります。

ホームセキュリティ会社の維持費は月額数千円

ホームセキュリティサービスを導入するのは費用がかかるというイメージがあるかも知れません。
しかし、一般家庭では毎月の費用は3,000円から1万円程度で利用できます。

初期費用としてカメラ本体代金と設置工事費がかかりますが、防犯カメラを設置するだけでは不安という場合はご家庭の目的に合ったサービスを選ぶといいですね。

ホームセキュリティ会社の防犯カメラはレンタルも

ホームセキュリティ会社のサービスは利用したいが防犯カメラ本体代金と設置工事費用など初期費用が負担だという場合は、レンタルサービスがあります。

初期費用は0円ですが、毎月のセキュリティサービス費用の他に防犯カメラのレンタル費用が加算されるため、毎月の費用は15,000円ほどになります。

一定期間だけ利用したいとか、犯人が捕まるまでの間だけ利用したいといった場合にレンタルを検討されるといいでしょう。

防犯カメラの設置費用~まとめ

防犯カメラの設置費用には、カメラ本体代金の他にレコーダーやモニターなどの機器代金、配線や接続工事代金がかかります。

しかし、防犯カメラ専門業者の場合はこれらの費用をセットにして提供しています。また、ホームセキュリティ会社では防犯カメラの設置だけでなくその後の警備保障サービスもあり、防犯カメラはレンタルで貸しているところがあります。月額のセキュリティ費用は数千円なので、防犯に対して不安がある人が利用するといいでしょう。

なお、一般家庭でも状況によって防犯カメラを複数台設置しなければいけない場合があります。その分のカメラ本体代金がかかります。防犯カメラは性能や機能によって価格が大きく異なります。本体代金と設置費用、その後のメンテナンス費用などをよく考えて選ぶようにしましょう。