盗聴器のお悩みを解決

旦那(妻)の行動が怪しい!夫婦間で盗聴するのは犯罪?それとも認められる?

旦那(妻)の行動が怪しい!夫婦間で盗聴するのは犯罪?それとも認められる?

夫婦ケンカは犬も食わない」ということわざがあります。それほどに夫婦ケンカは取るに足りないものですぐに仲直りするという例えなのですが、現代社会ではそうもいかないようです。

事と次第によってはさまざまな事件に発展することもあります。

夫婦間の浮気や不審な行動、借金などの秘密を探るために盗聴器を使うのは犯罪になるのでしょうか?詳しくご説明します。

夫婦間で秘密があるのは当たり前?

「夫婦の間で隠し事があってはいけない」という意見があるとは思いますが、現実には何かしらの秘密を抱えている夫婦が多いようです。

旦那(または妻)に知られたくない秘密

まずは夫婦間でどんな秘密があるのか、見てみましょう。

浮気 ・本気ではなく遊び感覚や1度だけという軽い気持ちでの浮気
へそくり ・金額や隠し場所などを秘密にしている人が多い
異性の友達 ・恋愛感情はなくても異性と食事や飲みに行ったことを秘密にしている
・異性の友達とメールやLINEをしていること
昔の恋人 ・昔好きだった人のことを今も忘れられない
・同窓会で久しぶりに会って気になっている
・昔の恋人からもらった物を今も持っている
借金 ・クレジットカードで高額商品を買った
・借金(キャッシング)してエステや風俗などに行った
・仕事のつきあいでお金が必要だったので借りた
変わった趣味 ・コスプレや高額な費用がかかる趣味など、夫婦間でも知られると困る趣味

このように夫婦間であっても知られたくない秘密があるものです。

秘密にすると怪しまれる

秘密があると「知られたくない」と思うものですが、相手から見れば「何か怪しい」と思ってしまいます。

「怪しい」→「気になる」→「調べなければ」となり、行動や会話、持ち物、携帯電話やパソコンなどを探られる可能性があります。

旦那(妻)の行動が怪しいとき盗聴しても問題はない?

相手の秘密を探る場合に取る行動としては、「後をつける」「持ち物をチェックする」「携帯電話(スマートフォン)を盗み見る」「盗聴する」などがあります。

これらの行為は罪に問われるのでしょうか。

旦那(または妻)の秘密を知る行為は犯罪?

よくある行為が、それぞれに犯罪かどうかを見てみましょう。いずれも夫婦間に限定した場合です。

スマホや携帯電話のメールを見る 罪に問われない
バッグの中を見る 罪に問われないが、バッグの中に企業秘密の書類があり勝手に見るのは罪に問われることがある
パスワードを入力して閲覧する場合 PCメールやSNS、アプリなどを開くのに、本人しか知り得ないパスワードを入力して閲覧するのは「不正アクセス禁止法」に触れる可能性がある
手紙を勝手に開封する 「信書開封罪」に該当する
盗聴する 罪には問われないが、盗聴器を設置するために他人の家に入ると「住居侵入罪」になる
また自宅内でも電話を傍受するのは「有線電気通信法」または「電気通信事業法」に問われる
尾行する 罪には問われないが、しつこい付きまといや待ち伏せは「ストーカー規制法」に抵触する恐れがある。
また、配偶者の車にGPSを付けるために車に乗り込むのは違法ではないが、他人の敷地や家に入るのは「住居侵入罪」になる

このようにそれぞれの行為によって罪に問われるかどうかが異なります。また、行為の程度によっては罪に問われることがあるので注意しましょう。

盗聴は犯罪ではない!

意外に思われるかも知れませんが、盗聴行為そのものは犯罪ではありません。これは夫婦間だけでなく、他人の会話を盗聴する場合も同じで罪には問われません。

盗聴された方としては理不尽に思うかも知れませんが、現在の法律はそうなっているのです。

ただ、盗聴器を設置するのに他人の家に入り込むのは住居侵入罪に該当します。たとえ浮気調査であっても許されてはいません。

夫婦間のプライバシーは守るべき

夫婦間で相手の浮気を疑い始めると、不安が募っていきます。その結果、バッグを開けたり、メールをのぞき見たりしますが、たとえ犯罪には該当しなくても、プライバシーの侵害になります。

相手がそのことを知るとさらに関係が悪化するので注意しましょう。

旦那(または妻)の行動が怪しいときにバレずに調査・盗聴する方法

旦那(または妻)がちょっと変わった趣味を持っていて配偶者に知られたくないというのはかわいいものですが、浮気や借金などがあると事態は深刻です。

そんな場合、相手にバレずに調査するにはどうすればいいのでしょうか。

旦那(または妻)の秘密を自分で調べる場合

一番手っ取り早くて費用がかからないのは、自分で調べる方法です。

どんな秘密なのかという内容にもよりますが、罪に問われない方法で調べることが大切です。

特に郵便物を勝手に開けたり、相手のPCやスマホにパスワードを入力して閲覧するのは犯罪行為になるのでやめておきましょう。

盗聴の方法に注意

盗聴は犯罪ではありませんが、電話を傍受すると有線電気通信法や電気通信事業法に触れる可能性があります。

また、他人の家に盗聴器を仕掛けるのも問題です。自宅内にこっそり盗聴器を仕掛けて会話を録音するのが安全な方法です。

専門家に調査を頼む場合

旦那や妻の行動が怪しいと思ったときは、自分で調べるよりも専門家に依頼した方が安心です。

探偵事務所などが調査を請け負っています。

探偵事務所に頼むメリット

探偵事務所に頼むと安心なのはプロだからということが第一ですが、何よりも自分で調査するとバレやすいという難点があります。

例えば自分で旦那(または妻)を尾行した場合、お互いに顔がわかっているので尾行に感づかれてしまいます。

「自分が疑われている」とわかると相手は態度を硬化させ、慎重に行動するようになります。つまり、「なかなかしっぼがつかめない状態」になるわけです。

例えばそれまでは頻繁に浮気相手と会っていた人でも、自分が疑われていると気づくと会うのを控えてしまいます。

それが一定の抑止力になればいいのですが、浮気相手との関係が終わっていない限りは、よりバレない方法でひそかに交際を続けるでしょう。

そうなると探偵事務所に依頼しても、調査に手間と時間がかかり、費用が高くなってしまいます。ヘタに自分で動かずに最初から専門家に頼む方が安心ですし、早く調査が完了します。

法律的な面も配慮

素人が自分で調査をすると、法に触れる行為をする危険性があります。浮気をしている相手が悪いのに、それを調査したことで自分が犯罪者になってしまっては本末転倒ですよね。

探偵事務所は相手にわからないように上手に調査をしてくれますが、さらに法に触れないように配慮してくれます。

そういった意味でも安全なので、浮気調査などは専門家に依頼してみましょう。

まとめ

夫婦間であっても、お互いに何らかの秘密を持っているものです。それが昔の恋人の思い出やちょっと変わった趣味といった程度なら問題はありませんが、浮気や不倫、借金などを隠していると夫婦間に亀裂が入ることがあります。

旦那や妻の秘密を探るために盗聴すること自体は犯罪にはなりませんが、その方法によっては罪に問われることがあります。盗聴以外にも勝手にパスワードを入力してパソコンやスマホを見たり、郵便物を勝手に開封したりするのは犯罪になります。

どうしても旦那や妻の浮気などを調べたい場合は探偵事務所などの専門家に相談しましょう。