洗濯のお悩みを解決
朝はとっても忙しい!
朝食作り、お弁当作り、子供のしたくを手伝いながら自分のしたくもして、朝食の後片付けをして、合間を見ながら洗濯も・・・。
考えただけで慌しいです。そんな朝に少しの余裕をプラスする方法があります。それは夜洗濯をすることです。たったこれだけで朝の時間に余裕が生まれます。
忙し過ぎる朝を少しでもラクにしたいなら、ぜひ今晩から夜洗濯の習慣を取り入れてみてください。
洗濯は朝やるという人が多いです。しかし本当に朝やるべき家事なのでしょうか?
洗濯物と洗濯板を持って川で洗わなければいけないのなら、明るくなった朝でなければできない家事だったでしょう。けれど、今は川で洗濯はしません。洗濯機を使った洗濯がほとんどなのですから、必ずしも朝でなければいけないというわけではないはずです。
それでも朝洗濯が多数派になっているワケと、朝洗濯に潜むデメリットをまとめます。
朝洗濯をする理由は様々ですが、大きく分けて2つの理由があります。
1.騒音が迷惑になる
マンションやアパートなど集合住宅では、騒音を理由に朝洗濯派が多いようです。
2.朝洗濯をしないと夜までに乾かない
洗濯物が多いファミリー世帯の場合、朝早いうちに洗濯を始めないと全てが乾ききらないため、朝から洗濯をする家庭が多いようです。
朝洗濯をすると他の家事を行う流れに乗って一気に片付けられるという利点もあります。しかしどうしても朝起きてから一連の流れが終わるまでの時間が忙し過ぎます。
当たり前に朝洗濯をしていると気がつかないことですが、実はそこにはデメリットもあるのです。
夜洗濯することのメリットを4つ紹介します。
4つのメリットを知ると、これまで朝洗濯派だった人も「夜にやってみようかな」と思い始めますよ。
忙しい朝に洗濯をするのは手間がかかります。洗濯の仕分けもセッティングも干すことも、それぞれにかかる時間はせいぜい10~20分程度です。しかしそのちょっとした時間が朝には惜しいものです。
夜洗濯をしておけば、朝は他の家事に時間を使えます。洗濯に朝食作りや身支度を中断されずにすむのです。
他の家事の時間配分はそのままに、夜の洗濯でできた余裕を自分のために使うこともできます。例えば、1杯のコーヒーや紅茶を楽しむ時間ができます。
慌しい時間の中で洗濯をしていると、シミやシワを見逃してしまいがちです。また「このくらいならいいや」と見てみぬふりをすることも日常的にあるでしょう。
夜洗濯をするようになると、時間に余裕があるので洗濯物1枚1枚をチェックできます。そのため、それぞれの衣類に合った方法で汚れを取り除くことができるのです。
毎日の洗濯を丁寧にしていると衣類のもちはぐっと長くなります。お気に入りの服を長く着れるようにもなるのです。
夜洗濯をしておけば翌日の早い時間に洗濯物は乾いてしまいます。天気の良い日なら午前中に取り込めますし、雨で室内干しになった場合でも夕方には乾くことがほとんどです。
早い時間に乾けばそれだけ早い時間に洗濯物を片付けることができます。家族が帰ってきて忙しくなる前に洗濯物の片付けが終わっていれば、夕方から夜にかけての時間にも余裕ができます。
洗濯にお風呂の残り湯を使っている場合、夜洗濯はとても合理的です。
お風呂に入った直後に洗濯をすれば、残り湯はまだ温かいままです。温かいお湯で洗濯をすると汚れ落ちが良いので、頑固な汚れも落ちやすくなります。
また、残り湯は中で雑菌が繁殖しやすい環境ですが、朝よりは夜の方が雑菌が少ない状態です。
温かく汚れ落ちが良い上に雑菌が繁殖する前に使えるので、夜洗濯は残り湯使用派に嬉しい習慣といえます。
夜洗濯にはメリットもありますが、注意点もあります。注意点に気をつければ快適に夜洗濯を習慣化することができます。
最近の洗濯機は昔と比較すると静かです。しかしそれでもあの重低音は気になりますし、振動が響く場合もあります。そのため、夜遅過ぎる時間に洗濯をするのは避けた方が良いでしょう。
特に集合住宅や、お隣との距離が近い住宅地では注意が必要です。
夜洗濯といっても、21時くらいまでには洗濯機自体の稼動は終わるようにしましょう。
夜洗濯でありがちなのが、洗濯機を回してそのまま忘れてしまった、という失敗です。特にまだ習慣化されていないときには注意しましょう。
せっかく洗濯機を回しても、そのまま忘れてしまっては意味がありません。洗濯機の中で嫌な臭いを発する洗濯物をきれいにするためには、更に手間がかかってしまいます。
夜洗濯をはじめて最初の数回は特に気をつけてください。洗濯機の終了音がしたらすぐにカゴに出しておくようにすると干し忘れ防止につながります。
夜洗濯を干す場合、部屋干しをすることがほとんどです。そのため、部屋干しで洗濯物がにおうのを予防することが重要になります。
最も簡単にできるにおい対策は、間隔をあけて干すことです。充分な隙間をあけて洗濯物を干せば、間を空気が通り抜けられるので乾燥が速くなり、においの元となる雑菌が繁殖するのを防ぎます。
洗濯を夜すれば朝の時間にゆとりができます。
私たちはなんとなく朝洗濯をしていますが、必ずしも朝しなければいけない家事ではありません。むしろ夜にした方が効率が良く合理的な側面もあります。
夜洗濯を習慣化すると、朝の時間に余裕が生まれます。余裕が生まれれば、その時間を自分にプレゼントすることだってできるのです。
たとえ5分でも10分でも、主婦が自分のための時間を持つのは大変です。夜洗濯はそれを可能にしてくれる家事習慣といえます。
朝の余裕が欲しいなら、洗濯は夜にすませてしまいましょう。