片付けのお悩みを解決

片付けができない!ならまずは財布の片付けから始めよう

片付けが終わらない

やろうやろうと思いつつ散らかったままの部屋。見るたびに気が滅入ります。

そんなときに取り組んで欲しいのが財布の片付けです。

部屋の片付けができない人は高確率で財布の片付けもできていません。そこでまずはすぐに片付けが終わる財布から取り掛かります。

財布の片付けは部屋の片付けとは違い時間がかかりません。15分もあれば終わります。しかも終わった後にはきれいに片付いた財布のスッキリ感を味わえるのです。

手軽に取り掛かれる財布の片付けをきっかけに部屋の片付けを習慣化できるよう、まずは財布の片付けについて手順とコツを解説しています。散らかった部屋から抜け出したいなら、ぜひ実践してくみてださい。

財布の状態は部屋の状態と同じ

散らかった部屋

財布と部屋の状態はほとんど同じです。物が溢れて散らかった部屋に住んでいる人の財布はレシートやカードでぱんぱんに膨れています。すっきり片付いている部屋に住んでいる人の財布は必要なものだけが入っていてスリムです。

もちろん例外はあります。けれどほとんどの場合、部屋はぐちゃぐちゃだけど財布はきれいとか、部屋は片付いているけれど財布はぱんぱんとか、そういったことはありません。

財布は部屋の縮図だからです。

そしてだからこそ財布の片付けは部屋の片付け上達にもつながります。まずは財布をきれいにして、そこから徐々に片付けしていく範囲を広げるのです。財布の片付けで整理整頓された状態の心地よさを知っていれば、部屋の片付けも無理なくできるようになっていきますよ。

財布の片付けで達成感とモチベーションアップ

ガッツポーズ

部屋の片付けは大変です。やっと棚が1つ片付いたと思っても周りを見回すと他の場所はぐちゃぐちゃで以前のまま。これではせっかく「片付けよう!」と高まっていたモチベーションが一気に低下してしまいます。

そこで財布の片付けです。

財布の片付けは短時間で結果が出て確実に達成感が得られます。そして「片付けられた」という実績ができるので、片付けへの苦手意識が「やればできる」という自信に変わっていくのです。

部屋の片付けはやるべきことが多い

部屋を1つ徹底的に片付けようと思うと、やるべきことは相当多いです。

平均的な日本人の住んでいる部屋は大抵物がたくさんあります。タンスや棚などの収納家具も多いので、その中を片付けるだけでも一苦労です。

物を出して、いるものいらないものを仕分けして、汚れた部分を掃除して、場所を決めて収納する。この一連の流れをタンス1つ分やったら、それだけで1日が終わってしまうでしょう。

特に元々片付けが苦手という人の場合、部屋の片付けは1日で終わるものではありません。何日にも分けて作業しなければ終わらないのです。

だから完璧に部屋全部が片付け終わる前に、程ほどのところで「これくらいでいいや」と終わりにしてしまいます。そしてそこからまた散らかった部屋に後戻りしてしまうのです。

財布は小さいので片付けの結果がすぐに出る

財布は部屋よりもぐっと小さいです。ですから片付けの結果がすぐに出ます。かかる時間はせいぜい15分程度。じっくり取り組んだとしても30分もあれば終わります。

片付けの結果がすぐに分かるというのはとても大切です。

部屋の片付けは結果が出るまでに時間がかかってしまうので、その間にモチベーションが下がってしまいます。その結果片付けが完了しないので達成感がありませんし、苦手意識ばかり膨れ上がってしまうのです。

苦手なことは小さな成功体験を積み重ねることが克服につながります。財布を完璧に片付けて快適な状態にすることは、手軽に得られる成功体験です。

片付け好きになれる

成功体験を積み重ねて「片付けが苦手」という意識から「片付けができる」という意識に変化していくと、片付け好きになっていくことができます。

財布の片付けをすると

  • 片付けができたという達成感
  • 整った状態の快適さ
  • スッキリ感

などのプラスの感情を得られます。

すると、これまで「片付け=嫌」だったのが「片付け=気持ち良い・楽しい」に変化します。私たちは気持ち良いことや楽しいことは自分からどんどん繰り返し行います。だから財布の片付けから片付け好きになり、部屋の片付けができる人になれるのです。

財布を片付ける3ステップ

がまぐち

小さな財布をリバウンドしないように片付ける方法をお伝えします。

財布は小さいので自己流で片付けてもすぐにきれいにできます。しかし、その場合リバウンドしてしまうケースがあるのです。

片付けるからには2度とごちゃごちゃにならないようにしたいものです。そのためのコツを解説します。

ステップ1 中身を全て出す

まずは財布の中身を全て出します。中身が入ったままでも片付けはできますが、全て出すことがコツです。

中に入っているものは「そこにあるもの」という認識になってしまい、本当は不要なものでも片付けることができなくなってしまうからです。

次のステップで正しくいるもの・いらないものを仕分けするためにも、中身は全て出しておきます。

ステップ2 いるもの・いらないものを分ける

中身を全てだしたら、いるもの・いらないものを分けていきます。

いらないものの代表例をまとめておきます。

  • レシート
  • 期限切れやめったに行かない店のクーポン券
  • 使っていないポイントカード
  • お守り
  • 名刺

などです。

財布はお金を入れるものです。財布の中で最も大切にされるべきお金の居場所を圧迫するようなものは全て不要と判断します。

お守りなど金運に関するものを入れている人も多いですが、これは違う場所につけかえましょう。名刺も大切なものですが、財布ではなく名刺入れに入れて管理するようにします。

レシートや使っていないポイントカードなどは迷わず処分します。

ステップ3 いるものだけ定位置を決めて財布に戻す

ステップ2でいるものと判断したものを財布に戻していきます。

このときのコツはそれぞれのものに定位置を決めることです。クレジットカードや必要なポイントカードをなんとなくしまうのではなく、どのポケットにしまうかを決めます。こうすることで財布の中で必要なものが迷子にならなくなりますし、片付けてきれいになった状態をキープできるのです。

ここまでやるとものの分量がぐっと減っているので、財布はとてもすっきりしているはずです。これまで使いづらくてイライラしていた財布でも、片付けることでストレスなく使えるようになっているでしょう。

すっきり財布をキープして片付け習慣を身につけよう

財布

財布がすっきり片付いたら、次の目標はその状態を維持することです。そのためには帰宅後に財布の中にある不用品を取り出して片付ける習慣をつけます。

片付けは習慣化するととてもラクになります。ちょっとの手間できれいがキープできるからです。このことが理解できて腑に落ちてくると、部屋の片付けに対するモチベーションも段々と高まっていきます。

片付けを習慣化するためにはそのための最初の一歩がどうしても必要です。その最初の一歩として財布の片付けは最適と言えます。

ただ目の前に溢れているものをやみくもに片付けては散らかしてということを繰り返しているのなら、まずは財布を完璧に片付けてみましょう。そこから片付け上手への道が開けますよ。