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【タッパー活用術】冷蔵庫の食材をスッキリと収納する方法

冷蔵庫とタッパー

知らないうちにゴチャゴチャとしてしまいがちな冷蔵庫内。タッパーを使ってスッキリと整理すると、ビックリするほど庫内が美しくなります。扉を開けたときに、どこに何が入っているかすぐにわかると、調理もとてもはかどります。そこで、冷蔵庫の食材をスッキリと収納するための「タッパー活用術」をご紹介しましょう!

【その1】底の浅い角型のタッパーを揃える

中身が見やすく、冷蔵庫の面積をフル活用できる。

薄型タッパー

冷蔵庫に入れるタッパーとして最適なのは、底の浅い角型のタッパーです。底の深いタッパーは何個も重ねられないため、奥に入れたタッパーの存在が忘れられてしまいやすく、そのまま腐らせてしまう危険性もあります。

その点、底が浅ければ何個か重ねて置けるので、タッパの存在は一目瞭然!さらに角型は丸型よりもビッシリと置けるので、冷蔵庫内の面積を目一杯活用することができます。

たとえば、「ここの段はカット野菜」と決め、キャベツの千切りやカットしたレタス、すぐに調理できるカットニンジンやカットほうれん草などを重ねて置いておくと、パッと取り出してササッと使えるのでとても便利ですよ。

【その2】幅の同じタッパーを重ねて置く

縦横サイズの同じタッパーを重ねて、庫内を有効活用

タッパーを重ねる

高さを揃える必要はありませんが、縦横のサイズがピッタリのタッパーを置いた方が、庫内を有効活用できます。薄型のタッパーなら、ひとつのスぺースに3~4段くらいは重ねられるでしょう。ただし、あまり重ねると取り出す時に大変なので、せいぜい5段以内にしましょう。

縦横サイズが違うと、積み重ねにくいので微妙にストレスがたまり、何となく庫内が乱雑に。その点、同じサイズのタッパーが重なっていると、ウットリするほど庫内が美しく整います。「でも同じサイズのタッパーを持っていないので、揃えるのが大変」という人は、100均のタッパーからスタートするのもひとつの方法です。ただし、タッパーによっては有害物質を発生する危険性のある製品もあるので、長期にわたって使用するタッパーはきちんと選んだほうが賢明です。

【その3】タッパーにメモを添えておく

タッパーの中身がパッと見てすぐわかるように

シール

タッパーから中身が見えていても、中身によっては一見わかりにくいものもあります。タッパーの外から見える部分に“漬物”“カレーの残り”といった簡単なメモを張っておくと、便利です。シールやセロテープを貼ったままタッパーを洗うと汚くなるので、きれいに剥がせるシールを常備しておき、その都度貼り直すと良いかもしれません。肉や野菜などの絵が描いたシールがあれば、それで仕分けても可愛いですね。

「そんなことをするのはちょっと面倒」という人は、タッパーの色を変えて“グリーンはカット野菜”“ブルーは総菜の残り”“レッドは肉”“イエローは漬物”などと分けてもいいでしょう。タッパーに直接マジックで“総菜の残り”“カット野菜”などと書いて、専用に使っても手間が省けます。

賞味期限がわかるようにする

また、「これ、いつ作ったお惣菜だったっけ?」と忘れてしまうこともあるので、だいたいの賞味期限を書いておく必要もあります。こればっかりは、ちょっと面倒くさくてもやっておいた方が、食材を腐らすことなく使い切れます。取れにくい付箋に賞味期限を書いてペタッと貼っておくだけでも、良いかもしれませんね。

ノートに記載するなど、理想のタッパー管理法はありますが、毎日のことなので続かなければ意味がありません。「これなら自分でもできる」という決まりを見つけて、それを継続することが大切です。

【その4】高い位置には取っ手付きのタッパー

冷蔵保存の調味料や食品を、取っ手付きタッパーで保存

冷蔵庫の高い位置にタッパーを重ねて置くと、取り出すときに大変なので、取っ手付きの透明なタッパーがお勧めです。中がよく見えてすぐ取り出せるので、段の高さに合わせていくつか購入し、並べて置くと良いでしょう。

「いつも冷蔵保存している調味料が、庫内にゴチャゴチャ並んでいる」というようなことはありませんか?そんなときは、ちょっと面倒でもタッパーに移し替えて高い位置に保存しておくと、庫内がとてもスッキリしますよ。

しらすやアミなど、よく使うけれどトレイやビニール袋のままだとゴチャゴチャした感じになる食品も、取っ手付きのタッパーに入れて所定の位置を決めておくと便利です。

【その5】白いタッパーで統一してもオシャレ

同じメーカーの白いタッパーで統一

すべてのタッパーを白で統一するのも、とてもスッキリとしてオシャレに見えます。ただし、真っ白な容器にしてしまうと、中身がまったく見えなくなるので、マメにメモを貼れない場合は半透明くらいにしておいた方が良いかもしれません。

また気を付けたいのは、同じ白でも製品が違うと、微妙に色が違うこと。白で統一する場合は、同じメーカーのもので揃えるのがベストです。

ついでに扉部分のボックスも白で統一すると完璧!

「ここまでやるのはちょっと無理」という人も多いかもしれませんが、参考までに。扉部分のボックスに入れるドレッシングやソース、ジュース類なども、白い容器で統一すると完璧です!すべてをプラスチック容器にすれば、小さなお子さんが取り出しても、ガラスのように割れる危険がありません。

まとめ

「食材を後で使うつもりで取っておいたのに、入れっぱなしにして腐らせてしまった」というとき、食材の残骸を見た瞬間のショックは、何ともいえないものがありますね。タッパーをフル活用して冷蔵庫内がスッキリと見渡せるようになると、そんな辛い思いをする確率も大幅に減りますよ!ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。