キッチンのお悩みを解決

実際に捨ててみて分かった!キッチンに本当はいらないもの3選+2

キッチン

おしゃれに整理整頓されたキッチンって憧れますよね。カフェにようにおしゃれなキッチンは無理でも、せめて物が溢れている状態から抜け出したいという人は多いはずです。

そんなときにまずすべきこと。それはキッチンのものを捨てることです。

キッチンには大小様々なアイテムがあります。しかもスペースに対して絶対量が多い!キッチンで必要なアイテムは他の部屋と比べて格段に多いので、どうしても過密収納になってしまいます。

そこで重要になってくるのが、本当に必要なものだけを厳選するということです。自分と家族のライフスタイルに本当に必要なものだけを選び、それだけをキッチンに収納すれば、きれいに整った状態を維持できるようになります。

本当に必要なアイテムの選び方や、実際に捨ててみて無くても大丈夫だったアイテムを紹介しています。キッチンの整理整頓の参考にしてみてください。

整理されたキッチンのカギはアイテムを絞ること

断捨離

整理整頓は難しい!

そう感じている人に共通していることがあります。それは圧倒的にものが多いということです。

ものが多いと管理するのが大変です。収納の基本「全てのものの定位置を決める」さえも、ものが多いと大仕事になります。全てのものの定位置が決まったとしても、その後全ての場所を正しく覚えていられるとは限りません。すると段々どうでもよくなってくるので、せっかく決めた定位置とは違う場所に収納するようになります。

こうして整理されたキッチンはごちゃついたキッチンへ変わっていきます。

せっかく整理してもいつの間にかごちゃごちゃになるという場合、ものの量が多過ぎることがほとんどです。量が多いので管理しきれず整理が行き届かなくなります。

そこでまずすべきことは、ものを減らすことです。必要なアイテムと不要なアイテムを分けて、不要なものをとにかく処分していきます。ここでは必要なものと不要なものを見極めるコツを解説します。

使う頻度の低いものは捨てる

まず第一に捨てるべきものは使う頻度の低いものです。2~3ヶ月使っていないものなら捨ててしまってもまず問題ありません。

使用頻度の低いものは棚の奥の方にしまいこまれているものが多いものです。

通販でついつい買ってしまったジューサーやフードプロセッサーが箱に入ったまましまってある、なんてことはありませんか?箱は色あせているのに中身はほんの数回しか使っていない、なんて場合には迷わず処分しましょう。

専用の便利グッズは持たない

次に捨てるのは専用の便利グッズです。キッチン用品の中には、用途がものすごく限定的な便利グッズがたくさん販売されています。こうしたグッズは使い勝手が良いように感じられても極力使わないのが得策です。

理由は簡単。用途が限定され過ぎていて使用頻度が低いからです。

使用頻度が低いと徐々にそのアイテムの存在すら忘れてしまいます。そしてキッチンの引き出しや棚の奥で日の目を見ないままになってしまうのです。

ただし、専用のアイテムでも毎日のように使っているものは残しておきましょう。例えばイタリアンが大好きで毎日のように大量のニンニクの皮をむいているというのなら、ニンニクピーラーはぜひ手元に置いておいてください。逆に、せいぜい週に1~2回1かけのニンニクを使う程度というのであれば、そのためだけにニンニクピーラーを持っておくのはスペースの無駄と考えた方が得策です。

実際に捨ててみて正解だったアイテム3選

水切りカゴ

キッチンには「普通みんな持っている」という理由で場所を取っているアイテムが数多くあります。そこで、普通に誰でも持っているけれど捨ててみて正解だったアイテムを紹介します。

あるのが当たり前のものがなくなるだけで、キッチンは驚くほどすっきりしますよ。

水切りカゴは布巾で代用可能

水切りカゴがキッチンの作業スペースの大部分を占拠しているのを、私たちはごく当たり前のように目にします。だから疑いもせずに水切りカゴを持っている人がほとんどです。

しかし大きめの布巾を2~3枚多めに持っておけば、水切りカゴはなくても困りません。

皿洗いのときには作業スペースに布巾を広げてそこで水きりをします。すぐに乾いた布巾で水気を拭いていけば、いつまでも作業スペースを食器に占拠されることもなくなります。

三角コーナーはビニール袋があればいらない

三角コーナーは流しの片隅に常に置いてあります。そしてその部分を汚いエリアにし、食事作りの際に使える場所を狭めてしまいます。三角コーナーがあるために1日中そこに生ゴミを溜めてしまうというのも欠点です。

そこで三角コーナーは撤去して、調理のたびに小さなビニール袋を用意してください。生ゴミはビニール袋に入れてその都度捨ててしまいましょう。そうすればシンクにいつまでも生ゴミを置いておくこともなく衛生的です。

電気ポット・電気湯沸かし器

電気ポットや電気湯沸かし器は使いたいときにお湯がすぐに使えてとても便利です。けれど、コンセントにつなげる場所に置いておかなければいけないので、設置場所が限られてしまいます。そのため、収納の邪魔になるということも多いはずです。

これらのアイテムはやかんさえあれば必要なくなります。やかんだとお湯が沸くまでに時間がかかるというイメージがありますが、カップ1杯分のお湯なら2分程度で沸騰します。

コンロが2口以上あるなら、お湯はやかんで沸かすようにしても困ることはありません。

ライフスタイルによっては捨ててもOKなアイテム2選

生活必需品だけれど、ライフスタイルによっては必要なくなるアイテムもあります。こうしたアイテムは自分と家族の暮らしを見返して必要かどうかを検討してみましょう。やりようによっては手放しても大丈夫かもしれません。

どんなものでも「あるのが当たり前」という考えを1度捨てて、無ければどうなるか・無くても生活できるかを考えてみましょう。

炊飯器

ご飯を食べるなら炊飯器は必須です。しかし土鍋を使って炊くのであれば必要なくなります。

土鍋なら炊飯器よりもコンパクトに収納できます。もちろん丸洗いできるので、常に清潔に使うことができます。

土鍋炊飯の欠点は保温ができないこととタイマー機能が無いことです。家族の生活時間がどうしても合わないという場合、保温やタイマーが必須機能となることもあります。そういった場合には炊飯器を使わないのは難しいかもしれません。

しかし逆に考えれば、こうした機能が不要な場合には炊飯器を手放すという選択肢もあるのです。

電子レンジ

残り物の温め直しや調理などに電子レンジはとても便利です。しかし電子レンジもやり方によっては手放すことができます。

揚げ物などの温め直しは、アルミホイルを使えばトースターや魚焼きグリルでも焦がさずに仕上げられます。スープやカレーなどは鍋で温められますし、ご飯もステンレス製のざるとそれが入る鍋を組み合わせることで蒸してふっくら温められます。

必ずしも「便利=必要」ではありません。他の道具で代用できれば電子レンジでさえもキッチンに不要となる可能性があります。

ライフスタイルに合わせたアイテムを選びましょう

すっきり片付いたキッチンにするためには、まずは自分と家族のライフスタイルを見直してみてください。ライフスタイルは千差万別です。他の誰かに必要なものがあなたには不要だったり、その逆もまたあります。

「普通」とか「当たり前」に左右されないでください。あなたが必要とするものを必要なだけ持つことこそがキッチンの整理整頓を成功させるコツです。

まずはキッチンに行ってここ半年間手に取っていないアイテムがないか確認してみましょう。