掃除のお悩みを解決

半日あればここまでできる!大掃除の時短テクニック

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「大掃除をやらなくては」と思っても、雑用が重なってしまったり、子どもの遊びに付き合わされたり。気がついたら「どうしよう!大掃除をやる時間がほとんど残っていない」という事態になってしまうことも、意外とあるのではないでしょうか?

でも大丈夫!丁寧にやれば果てしなく時間がかかる大掃除も、時短テクニックを使えば半日で終わらすことができますよ。

【事前準備】不用品回収業者に予約を入れておく

ゴミがあっという間に片付く瞬間は、まさに感動的!

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「ゴミを出すぐらいのことでお金はかけたくないから、自力で粗大ごみ回収に出す」という人も多いのですが、それを実際にやろうとすると、リサイクル券を買ったり重い荷物を屋外に運んだり。意外に時間と労力がかかる大変な作業だということに気づきます。

不用品の種類によって回収日も異なるので、ヘタをすると“来年までゴミを持ち越し”ということもあり得るでしょう。忙しくて大掃除の時間が少ししかとれない場合は、その時間をお金で買ってでも、何とか解決させようという意気込みが必要です。

そこでお勧めなのが、不用品回収業者です。軽トラの積み放題パックを利用すれば、8千円~1万円代で頼めて、リサイクル家電から書籍・机・ベビーカーまで、一部の回収できない物を除いたほとんどのゴミを持って行ってくれます。

「回収にまいりました」とスタッフがやってくると、プロのテクニックでササッと不用品をトラックに運び出してくれるので、家の中は数十分であっという間にスッキリ。ゴミがあっという間に片付く瞬間は、まさに感動的です!これを自分で自治体のごみ回収に出そうとすると、荷物によっては丸1日以上かかってしまうので、“時は金なり”と思えば逆に安いくらいかもしれません。

大掃除の時期は混み合うので、事前に予約が必要

年末は不用品回収に出す人が多いので、のんびりしていると予約が取れなくなるかもしれません。大掃除の当日か次の日に予約を入れておいて、大掃除が終わったら不用品を丸ごと一気に片づけてもらいましょう。

「不用品業者は信用できない」と思っている人も多いのですが、確かにそういう業者がいることは事実です。荷物を運び出した後で予想外に高い回収料金を請求してくるケースもあるので、回収業者を選ぶときはくれぐれも用心し、不用品情報サイトのランキングで上位にあがる信用度の高い業者を選びましょう。

海外では、働く女性が家事代行やシッターを雇うのは一般化していますが、日本ではまだまだそういう文化が根付いていません。でも、女性が働くことが当たり前になりつつあるこれからは、不用品回収を業者に頼む人もどんどん増えてくるでしょう。

お掃除用具も用意しておきましょう。

大掃除に必要な用具も、あらかじめ用意しておきましょう。必要なものは下記の通りです。

  • セスキ炭酸ソーダの粉末(100均で売っています)
  • スプレーボトル
  • 雑巾 数枚
  • ゴム手袋
  • スポンジ

【時短テクニック】大掃除が必要な場所だけを掃除する

換気扇・ガスコンロ・窓ガラスは、大掃除の必須アイテム

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大掃除というと、まず真っ先に何を思い浮かべますか?「換気扇」「ガスコンロ」「窓ガラス」の掃除を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

もちろんバスルームやトイレ、リビング、キッチン、寝室などもきれいにできれば、それに越したことはありません。でも、なにしろリミットはたった半日!多忙な中で「ああ、何とか今年は大掃除ができた」と実感するためには、普段目が行き届いていない部分を集中して掃除する必要があります。

それぞれの掃除箇所を、できる限りスピーディに済ませる

では、「換気扇」「ガスコンロ」「窓ガラス」の掃除をスピーディに終わらせるためのテクニックをご紹介しましょう。朝8時から始めて、12時には終了することを想定してお話しします。

<8時~9時半 換気扇・ガスコンロ>

大掃除で一番時間がかかるのが、換気扇です。「換気扇やガスコンロがギトギトになっていて、お手入れするのに半日かかった」という経験がある人も、いるかもしれません。でも、それでは換気扇とガスコンロだけで大掃除が終わってしまうので、テキパキと済ませる必要があります。
まずシンクに40℃程度のぬるま湯を張り、「セスキ炭酸ソーダ」を大さじ4杯ほど入れてよく混ぜます。換気扇のフィルターを外し、ガスコンロの五徳や汁受けも外して、シンクのぬるま湯に漬けておきましょう。1時間ぐらいすると、油汚れが浮き上がってきます。
その間に換気扇のカバーやガスコンロの汚れを落とします。スプレー容器に水500mlに対して小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを溶かし、セスキ炭酸ソーダ水を作ります。これを換気扇のフィルターカバーに吹き付けて、雑巾で拭き取ると、油汚れが落ちてピカピカになります。ガスコンロも同じようにして、油汚れを落としましょう。

これが終わったら、汚れが浮き上がった換気扇のフィルターとガスコンロの五徳、汁受けをお湯から出してブラシでこすり、汚れを落として元の位置に戻します。これで換気扇とガスコンロは完了です。
換気扇は、カバーや中の部品まで出して大々的にお手入れをすれば完璧なのですが、これには時間もかかり、ネジの開け閉めなども大変です。故障の原因になる可能性もあるので、この作業はお掃除のプロに頼む方が賢明でしょう。

<9時半~10時半 窓ガラス>

窓ガラスも、先ほどのセスキ炭酸ソ-ダ水を使って、簡単にピカピカにできます。重曹水でもいいのですが、セスキ炭酸ソーダの方が汚れを落とす力が強いので、大掃除のときなどには特にお勧めです。

窓全体にまんべんなくセスキ炭酸ソーダ水を吹きかけたら、スポンジで窓全体をこすり、濡れ雑巾で拭いた後にから拭きします。これで、たいがいの窓はピカピカになります。

<10時半~11時半 ゴミ出し>

リビングやキッチン、居室の掃除は普段の日でもできるので、大掃除の日は「必要のないものを捨てる」ということに徹底しましょう。不用品回収業者が来るまで、どこか一ヶ所のスペースを不用品置き場に決めて、要らない物をどんどんそこに置いていきます。

衣類や本、記念品、使わなくなった椅子、壊れた置時計など、業者に持って行ってもらえるものはすべて処分するという思い切りが大切です。軽トラ積み放題パックは、およそ押し入れ一間分のスペースなので、積められるだけ積んでもらいましょう。

<11時半~12時 不用品回収>

業者がやってきたら不用品を積んでもらい、軽く掃除機をかけ、汚れた床や物を処分した箇所などの拭き掃除をして大掃除完了です!

【まとめ】

「大掃除なのにたったこれだけ?」と思うかもしれませんが、それ以外の場所は普段掃除をしていれば、さほど汚れは気になりません。窓ガラスがきれいになって不用品がなくなっただけでも、“大掃除した実感”はかなりあるはずです。

もしも半日以上時間が取れる場合は、日常の掃除で目が行き届かない箇所を、さらにきれいにしていきましょう。