エアコンクリーニングのお悩みを解決
このページで分かること
よく行われているエアコンクリーニングは、壁掛けクリーニングと呼ばれるもので、その名の通りエアコンを壁に掛けたままクリーニングを行います。
それに対して完全分解クリーニングとは、エアコンを壁から取り外し、パーツごとに分解して洗浄するというクリーニング方法のことを指します。
完全分解のエアコンクリーニングは、大きく分けて以下の2種類の形式があります。
持ち帰りエアコンクリーニングは、エアコンを取り外してから一旦工場などに持ち帰り、クリーニングをしてから後日また取り付けに来てくれる形式のエアコンクリーニングです。
メリットは、業者が家に滞在する時間が短いということでしょう。もし業者が家でクリーニング作業まで行う出張クリーニングの形式だったら、かなり時間がかかります。
エアコンの取り外し・取り付けだけではなく、分解やクリーニングなど全ての作業を家で行うことになるので、1日では終わらないこともあるかもしれません。
しかし、持ち帰り形式のエアコンクリーニングだったら、業者が家で行う作業はエアコンの取り外しと取り付けくらいなので、滞在時間は短くて済みます。
また出張クリーニングだと、自宅のお風呂場や庭、ベランダなどを、洗浄スペースとして業者に貸さなければなりません。そうなれば、どうしても水浸しになってしまいますし、プライベートスペースに人が立ち入ってくることを嫌だと感じる人もいるでしょう。
しかし持ち帰り形式のエアコンクリーニングであれば、洗浄作業は自社で行ってもらえるので、自宅のプライベートスペースを貸す必要はありません。
取り外し・クリーニング・取り付けの全ての作業を、自宅で行ってくれる形式のエアコンクリーニングです。目の前で作業を行ってくれるので、どのような洗剤を使用し、どのような方法でクリーニングしているのかということを、見ることができます。
自社にエアコンを持ち帰ってクリーニングを行う形式だと、いい加減なやり方でクリーニングをしている業者もいますが、出張してもらえば自分の目で作業をチェックすることができるので、安心です。
壁掛けクリーニングの場合、せいぜい60%程度の汚れしか落とすことができないと言われています。カビは生き物ですから、完全に除去しなければ、すぐにまた増殖してしまいます。
しかし、完全分解のエアコンクリーニングなら、隅々までクリーニングすることができるので、ほぼ完璧にピカピカになるでしょう。
壁掛けクリーニングの場合、高圧洗浄をしなければならないので、養生しても電子部品に水がかかってしまい、エアコンが故障してしまうリスクがあります。
しかし完全分解のエアコンクリーニングであれば、汚れに洗剤を吹き付け、汚れを浮かせてから洗い流すというクリーニング方法が使えるので、高圧洗浄をする必要がありません。
とはいえ、クリーニングのやり方は業者によって異なります。完全分解であっても、高圧洗浄をするクリーニング業者はいるので、事前に確認が必要です。
自動でフィルターを掃除してくれる「お掃除ロボット」が付いたエアコンがありますが、お掃除ロボットの内部に埃が溜まっていくと、お掃除効果が弱まっていってしまいます。
そこでおすすめなのが、完全分解のエアコンクリーニングです。完全分解のエアコンクリーニングでは、お掃除ロボットも分解してクリーニングしてくれるので、お掃除ロボットが本来持っていたお掃除効果を、取り戻すことができるでしょう。
完全分解のエアコンクリーニングのデメリットは、壁掛けクリーニングに比べると、どうしても時間がかかってしまうという点です。
持ち帰り形式であれば、1週間かかることは珍しくありません。その間エアコンを使用することができないので、真夏や真冬は暑さ・寒さを凌ぐことが難しいでしょう。
しかし、自宅に出張する形式のクリーニングをお願いすれば、持ち帰り形式のクリーニングよりは早く終わるでしょう。腕の良い業者であれば、その日のうちに終わらせてくれるところもあります。
完全分解のエアコンクリーニングは、以下に該当する人に特におすすめです。
完全分解のエアコンクリーニングは、1台あたり2万円前後です。しかし、複数台のエアコンをまとめて頼む場合は、2台目以降は数千円ほど安くなることが多いです。少しでも安く済ませたいのなら、複数台のエアコンをまとめて依頼しましょう。